ハンガーにかける服は?たたむ服・たたまなくていい服を分ける!
たたむか、たたまないでハンガーに吊るしかけするか……
やみくもにたたむのではなく、たたむべき服とたたまなくてもいい服(ハンガーにかけて吊るしかけなど)を頭に入れておきませんか? そうすれば、手を抜けるポイントもわかるようになりますよ!
収納的にはたたんだ方が良いけれど、ハンガーにかけない方がいい服も
収納的には「たたむ」ほうがいいけれど、シワや折り目は避けたいところ
とはいえ、スーツやワンピース以外の服も、たたむとシワや折り目がついてしまいます(せっかくきれいに仕上がったのに!)。対策として、シワや折り目が目立つ胸まわりに折り目が来ないよう、工夫してたたみましょう。
吊るしOKかどうかは「織物か編物か」
たたむかどうかにはもう1つ、「ハンガーに吊るしがけした場合に型崩れするかどうか」という視点があります。「綿や化繊など、どの素材が型崩れしますか?」などとも聞かれますが、ガイドの答えは「判断のポイントは、編物か織物か」。素材の違いではありません。衣類はセーターやTシャツ、トレーナーなどの「編物」とYシャツやブラウス、スーツなどの「織物」に分かれます。縦糸と横糸を交錯させて作った「織物」は、形が保ちやすくハンガーで吊るしても大丈夫。一方、糸のループを連結させた「編物」は、伸縮性が豊富な分、吊るしがけで型崩れしやすいのです。
衣類をたたむのをやめたら、時短に!
手抜き大好きなガイドは、洗濯でも「たたむ」手間のカットを考えるのが趣味の1つです。例えば吊るしOKなブラウスなどの織物。せっかくシワなく干し上げたのに、たたみジワがつくのも悲しいし、どうせ吊るすならハンガーを物干し用からクローゼット用に替える手間をカットしたいとの思いから、「物干しハンガー=クローゼット用ハンガー」としました。これで、干していた状態のままクローゼットへ移すだけに!
物干し竿が汚れているとハンガーやクローゼットまで汚れてしまうので、物干し竿に特製雑巾(古ソックスをカットしただけですが)をセットして、「干し=収納ハンガーシステム」完了です。
3枚重ねてグルグルっと丸めて差し込んだタオル
収納面や使いやすさを考えると、たたむべきではありますが、少しでも手間を減らしたい……。結果、洗濯時に必ず取り換える「洗面所用・トイレ用・キッチン用」の3種類のタオルを重ねて1セットにして丸め、それを3セット、縦にしたファイルボックスに差し込んで収納としたところ、これがなかなかの時短に!
たたむ手間と同時に、取り換え時に1つずつ取り出す手間もカットできた、わが家の「常用タオル収納システム」です。
これらはガイドの例ですが、こんな感じでポイントを押さえ、自分にとって楽な「たたみシステム」を考えてみてくださいね。時短はもちろん、家事が楽しくなりますよ!
【関連記事】