香港/香港のホテル

マンダリン・オリエンタル香港(2ページ目)

今や世界21カ国にホテルを展開する「マンダリン・オリエンタル・グループ」。その発展は「マンダリン・オリエンタル香港」がオープンした1963年に幕を開けました。当時は香港島初のホテルとして、現在では世界に名を馳せる名門ホテルとして愛され続ける「マンダリン・オリエンタル香港」をちょっとのぞいてみましょう。

清水 真理子

執筆者:清水 真理子

香港ガイド

味はもちろん雰囲気まで極上のダイニングは行かなきゃ損!

クリッパーラウンジ

アフタヌーンティーを楽しめる「クリッパーラウンジ」

スパに続き、ホテルを利用する大きな理由のひとつがグルメ。香港を代表するホテルでは、どのようなグルメが楽しめるのでしょうか? 館内に入っているのは、バー、レストラン、カフェ、ケーキショップなどすべて合わせて10軒で、そのどれもが特徴的です。

例えば、吹き抜けのロビーから見える「クリッパーラウンジ」はアフタヌーンティーが有名。伝統を感じる銀食器に優雅に盛り付けられたスコーンやスイーツには、オリジナルのバラのジャムが添えられています。このバラのジャムはお土産として購入も可能だとか。

 

マンワー

洗練された広東料理ほか、中国各地の味が楽しめる「マンワー」

25階の広東料理レストラン「文華(マンワー)」では、飲茶はもちろん、ビクトリア湾越しの夜景を一望しながらのディナーもおすすめです。

同フロアには前衛的な料理で知られる3ツ星シェフ、ピエール・ガニエールのフレンチレストラン「ピエール」もあります。日本では「フレンチなは敷居が高すぎて……」と及び腰になり気味な人でも、香港ではビジネスランチで使用している人も少なくないので、いくらか気軽に利用できそうです。

 

Pierre

前衛的な3ツ星シェフとして知られるピエール・ガニエールによるフレンチレストラン「ピエール」

もっとカジュアルに食事を楽しみたいなら「カフェコゼット」はいかがでしょうか。多国籍の料理が味わえますが、イチオシは海南チキンライスです。ここのを食べたらなかなか他では食べられないかも?と思うくらいのクオリティです。

夜に訪れるならモダンな「Mバー」で夜景を見ながらカクテルを一杯なんていうのはいかがでしょうか?

また、忘れてはいけないのが「マンダリンケーキショップ」。ケーキの味はもちろんですが、ここにはチョコレートルームが併設されていて、毎日できたてのチョコレートが食べられるのが大きな魅力です。そんな豆知識と一緒におみやげを渡せば喜ばれること請け合いです。

 

アールデコの空間で紳士の身だしなみを

ザ・マンダリンバーバー

古きよき香港を思わせる内装の「ザ・マンダリンバーバー」 

まだまだ、注目したい施設がいっぱいのこのホテル。とりわけ特徴的なのが、身だしなみのためのサービスです。1963年のオープン当時から、数多くのビジネスマンが利用しているという背景もあり、2階には理髪店「ザ・マンダリンバーバー」が設けられています。ここでは、昔ながらの髭剃りや整髪サービスのほか、育毛整髪トリートメントを受けられます。オールド上海に影響を受けたアールデコのインテリアが施されるなど伝統と格式を感じる内装ですが、鏡にはテレビ画面が埋め込まれるなど新しい技術も活かされ、まさに現代紳士のための空間といえそうです。

 

ザ・マンダリンサロン

ビクトリア湾を望む開放的な雰囲気の「ザ・マンダリンサロン」

女性には、24階に「ザ・マンダリンサロン」を。ヘアスタイリングはもちろん、上海ペディキュアも受けることができます。ハーバービューを目前に、最新スタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか?

<DATA>
■Mandarin Oriental Hong Kong(マンダリン オリエンタル ホンコン)
所在地:5 Connaught Rd, Central, Hong Kong
TEL:852-2522-0111
最寄駅:MTR「中環(セントラル)」駅F出口から徒歩1分
料金:4350香港ドル~(約56,000円)
※HK$1=12.8円(2013年9月18日現在)

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