まず、私たちの目を引くのは、子ども時代に誰もが集めたという、グリコのおもちゃ(通称「グリコのおまけ」)です。
グリコのおもちゃの歴史
約4000点のグリコのおもちゃ(1921年~現在)
これまでに生み出されたグリコのおもちゃは、2万数千種類、その数約40億個にものぼり、そのおもちゃ約4000点が年代順に常時展示されています。
大阪造幣局で作られたメダル(1927年)
最初は、紙メンコ、指輪などが中心で、中でも大阪造幣局でつくられたメダルは大変な人気を呼びました。
紙でできたグリコのおもちゃ(1941~1952年)
グリコのおもちゃにキャラクターが登場(1967~1973年)
1994年以降は、組み合わせて遊ぶブロック玩具や、スポンジと紙で組み立てる動物といったシリーズが主流となっています。
こうして、おもちゃを観ていくと、その時代時代の子どもの文化や時代背景が反映されており、とても興味深いものとなっています。