数々の賞を受賞したウディ・アレンの代表作
■作品名アニー・ホール
■監督
ウディ・アレン
■主演
ウディ・アレン、ダイアン・キートン
■DVD/Blu-ray発売元
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
1977年に製作されたウディ・アレンの代表作です。この作品で、アカデミー賞の作品賞・監督賞など4部門をはじめとする、数々の賞を受賞しました。
物語の舞台はニューヨーク。神経質なコメディアンのアルビー(ウディ・アレン)は知り合った歌手を目指す美女アニー・ホールと意気投合。同棲生活を始めますが、うまくいっていたのは最初だけ。次第に口論と仲直りを繰り返すようになり、別れを予感します。そしてアニーは2人の部屋を出ていき、ハリウッドへ。アルビーはアニーを愛していることに気づき、自分の元に戻るように説得しますが、結局うまくいきません。アルビーはニューヨークに戻り、彼が彼女を取り戻すことに成功する芝居の脚本を書く……。
この作品の恋愛はリアルです。36年前の作品ですが何年たっても恋人同士の関係性が変わらないことにも気づかされます。最後の彼女の歌に合わせて2人の幸せな日々やケンカなどを回想するシーンには恋愛のすべてが詰まっているような印象を受けます。楽しいことやいやなこと、苛立ちや葛藤。そして愛。そんな普遍的なことが描かれているからこそ心に響き、人々の印象に残っているのだと思います。
また、アニー・ホールのファッションはいつでも女性の憧れ。太めのパンツにメンズっぽいベストを合わせたり、ネクタイをしてみたり。メンズライクなチェックシャツを着こなしたり。細身のアニーにとっても似合うファッションにも注目です。