注文住宅/家づくりのイメージづくり・アイデア

75歳の婦人が建てた木造2階建て住宅の物語(2ページ目)

住まいづくりに適齢期はありません。その人が建てたいと思い資金などの条件が整えばいつ建ててもよいのです。今回は75歳の婦人が住宅を建てたきっかけとその住宅を紹介していきます。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


・外観
日本の一般住宅に多く見られるデザインのひとつに、南側は開放的でも北側が貧しいデザインになることがあります。ここでは掃き出し窓をのぞいて東西南北すべて同じ大きさの窓を採用しています。

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同じ大きさの窓を多く採用、丸いファサードが階段部分 (西側立面)



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中央部八角形部分、1階がリビング・ダイニングで2階がアトリエになっている  (南東側立面)  


・各室のインテリア
年齢を考えてバリアフリーはもちろん、触って気持ちのよい材料、室内の温度差、照明の明るさなどかゆい所に手が届くを念頭に計画しました。

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曲線(ラセン)階段とつかまりやすい手すり


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2階にあるアトリエ、窓から遠くの港が見える



<写真は全て(株)佐川旭建築研究所>



ガイド佐川旭 竣工後の感想

引き渡して1ヵ月後くらいに食事に招待していただきました。その夫人が赤い帽子をかぶってラセン階段を下りてきて私を出迎えてくれたのですが、その様子はまるで映画のワンシーンの様で、婦人のイキイキとした素敵な笑顔がとても印象的でした。

私も夢のお手伝いができたという満足感で胸がいっぱいになりました。お金には換えられない充実感と建築家冥利に尽きる仕事だったとあらためて思います。

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