咽頭結膜熱(プール熱)の特徴・症状

体調不良の小学生

俗に「プール熱」と言われる咽頭結膜熱。プールなどを介して子供を中心に感染します

咽頭結膜熱とは、俗に「プール熱」と言われるもので、その名の通りプールなどを介して子供を中心に感染します。読んで字のごとく、結膜炎、発熱、のどの痛みなどの症状が出ます。

急性出血性結膜炎と同様、間違いなく流行性角結膜炎ではなく咽頭結膜熱であると断定できるような患者さんが外来に来ることはめったにありません。

ですが、過去に一度だけ、これが咽頭結膜熱なのだなと感じたことがありました。近所の幼稚園で夏に風邪の集団感染が起き、全員一様に発熱したケースです。眼症状も全員一様で、目やにはそんなにひどくはないが、通常のかぜでは見られないような結膜の強い充血がみられました。これは風邪ウイルスによる結膜炎ではなくて、咽頭結膜熱なのだと診断できました。

眼科で見ることが少ないのですが、咽頭結膜熱は熱が出るため、眼科医ではなく小児科医を受診する方が多いのかもしれません。風邪という診断の下で治療されるか、咽頭結膜熱と診断されても点眼薬を一緒に処方されているのでしょう。結膜炎の症状はそんなにしぶとくないので、小児科での処方ですんなり治ることが多いと思います。

咽頭結膜熱の治療法・予防法

流行性角結膜炎の治療と同様ですが、重症化して角膜炎に至ることは少ないと推定されます。点眼中心の治療を続けて、しっかり治しましょう。予防法に関しても、流行性角結膜炎と同様です。
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