タッチパネル対応でも薄くなった筐体
LaVie Sは2013年夏モデルで筐体が新しくなりました。薄型の液晶パネルを採用し、従来モデルと比較し約2mm薄くなっています。2mmは小さな数字ですが、ノートパソコンの厚みは30mm程度なので、7%程度の薄型化となります。一般的にタッチパネルを採用すると、厚みが増しますが、タッチパネルを採用しても薄型でスタイリッシュなデザインとなっています。
また、ヒンジを見せないデザインとするなど、全体的にすっきりとしたデザインとなっているのが特徴です。ヒンジの強度はタッチパネルを使っても、グラグラしすぎない程度に調整されているようです。
防滴構造のキーボード
キーボードは薄くなってもストロークは十分で、全体的にしっかりしているため文字入力が多い方でも満足して利用できます。10キーが付いているため、数字入力が多い方にも問題なく利用できます。またキーボード自体は防滴構造になっているとのことなので、万が一、飲み物などをこぼしても、それだけで修理代が高額になってしまうことは無いでしょう。
タッチパッドは左右のクリックボタンが無いタイプで、大型になっているので、Windows 8のジェスチャーなども問題なく使えます。
細かい部分ですが、Windows 8では電源断ではなく、スリープなどの活用が推奨されていますが、液晶パネルを開けるだけでのスリープからの復帰に対応しています。このため、Windows 8では一瞬でスリープから復帰するので、使いたいと思ったときにストレス無くパソコンを利用できます。
Blu-rayなどにも対応
HDDは1TBで、写真などが多くても十分使える容量となっています。メモリは8GBでこれでも十分ですが、空きスロットがあるので増設してもメモリは無駄になりません。
唯一の欠点とも言えるのが、LaVie Lなどのように最新のインテルプロセッサーが搭載されていないという点です。最新のプロセッサーの方が、動作速度、消費電力などの点で有利ですが、ゲームや動画編集などがメインの使い方でないなら、十分の性能なので、最新のインテルプロセッサーを採用していないことが欠点にはなりません。