高いコストパフォーマンスが魅力 NEC LaVie S LS550(3ページ目)

USB端子はすべてUSB 3.0に対応し、今後さらに普及するだろうUSB 3.0周辺機器に全てのポートが対応しています。パソコンの電源が入っていなくても、USBで接続したスマートフォンなどの充電が出来るパワーオフ充電機能は、1つのポートだけの対応ですが、ポートを間違わなければ夜間などにも充電可能です。

 

スピーカーの品質は一般的なノートパソコンと同等で、それほどいいわけではありません。本格的に音楽を楽しみたい場合は、別途スピーカーやヘッドホンを利用した方がいいでしょう。

 

筐体の品質などは、日本の一般的なノートパソコンと同等で、海外の低価格品と比べると細かな部分での高品質さはあります。一方でNECの最上位機種のLaVie Lなどと直接比べると、コストダウンしている部分があるのも事実です。しかし、そこまでこだわる方というのは少ないでしょうから、実用上問題になる範囲ではありません。

 

 
 

細かな使い勝手では、ACアダプターが比較的小型で、コード類なども太くないなど、日本のユーザーの好みにあうような、日本の大手メーカーらしい細かな点の配慮は従来と同じです。

 

 

スペックだけを見ると、最新のインテルプロセッサーを搭載しているわけではありませんが、Blu-rayに対応するなど、他社の製品と比較して、実用上なにか大きく劣っている部分はありません。

 

NEC製品の中で比較すると上位モデルのLaVie Lよりは細かな品質などではおちますが、必要な機能は一通り搭載し、タッチパネルでWindows 8の操作で困ることもなく、基本的な部分の使い勝手も悪くないです。

 

ある程度コストを抑えて、最新の製品を選びたい方には無難な選択肢の1つとなっています。