ヴィクトリアとスラヴァの二人からなるグループ名、ニアンギルィ(НеАнгелы)とは、「天使じゃない」という意味。いけない事をしても名前が救ってくれるようにと、プロデューサーが命名。二人とも超低音の声が故、二人が男性でないかという疑惑も生まれました。
男性が歌っているのかと……
ガイド:ヴィクトリア、スラヴァ、あなたたちにインタヴューする機会が持ててとても光栄です。初めて「 Ты Из Тех Самых (You're One Of Those)」のミュージック・ビデオを見た時、あなたたちはとても印象的でした。二人とも異常なほどの低音の声ですよね。新しく且つドラマチックな何かを生み出しています。あなたたちの声はよく話題にされますか?
Ты Из Тех Самых (You're One Of Those)」 (YouTube)
ヴィクトリア:
はい、かなり頻繁に。多くの人たちは男性が歌っていると思っていたわ。
スラヴァ:
私たちは、『Playboy』誌で自分たちが女性である事を証明しなくてはいけなかった。私たちの声は、名刺代わりになったの。
ガイド:
低音の声は、トレーニングによるもの、それとも生まれつきなのですか?
スラヴァ:
みんな、天然の声のトーンがあるわ。私の天然のトーンは低いの。
ヴィクトリア:
まだ少女だった頃から、私の声は低かったわ。人々が誰が喋っているか振り向くから、人がいる所では喋らないようにしていたの。
私たちは天使じゃない
ガイド:2006年からグループとしてやっているんですよね? どのようにして音楽業界に入ったのですか?
スラヴァ:
長い話になるわ。「Chance」というショーに行って、プロデューサーが発掘してくれたの。
ガイド:
「неАнгелы(天使じゃない)」という名前を気に入っていますか? あなたたちに相応しい名前と感じますか?
スラヴァ:
私たちのプロデューサー、ユリィ・ニキティンが私たちを見た時、天使じゃないって決めつけたの(笑)。
ヴィクトリア:
彼は、私たちがいけない事をした時でも、名前が救ってくれると言ったわ。「私たちは天使じゃない」というのは、最善の言い訳。