充実のレストラン&バー
シェフズライブキッチン
さて、話題はまだまだ盛り沢山。1年前に新たにリニューアルした3階のホテル直営レストランのオールデイダイニング「シェフズライブキッチン」。ブレックファスト・ランチ/ディナーブッフェは約50種類、デザート&ライトミールブッフェは約60種類とメニューの多彩さはメディアでも何度も特集で取り上げられるほど。他にもホテル直営レストランは、新感覚のヘルシーフレンチ、「ファインダイニング ラ・プロヴァス」、新感覚のヘルシー鉄板焼「匠」、ヘルシー&ニューヨークイタリアン「イタリアンダイニング ジリオン」と目的別に選べるラインナップ。またテナントには、日本伝統の会席料理で有名な日本料理「分とく山」、素材にこだわった焼肉&鉄板焼レストラン「焼肉トラジILSIM/鉄板焼一心」が出店している。
バー&ダイニング マンハッタンテラス
さらに、この7月5日には6階のバンケットルーム「オーシャンビューテラス」に併設するテラスを「バー&ダイニング マンハッタンテラス」(37席)にリニューアル。目の前のレインボーブリッジをはじめリトルマンハッタンと称される隅田川の夜景、さらには東京タワーの絶景と東京を代表する3つの夜景を堪能できるロケーションだけに、今年の夏のホットなスポットになることは間違いないところ。
日本の「ホテルデスティネーション」現象の中心に
今回のホテル全体のリノベーションを統括した塚田啓子専務取締役にお話を聞いた。「新しいコンセプト、特に居心地の良い、ソフィスティケートされたホテル空間、これに徹底的にこだわりました。ホテル全体の方向性はブライダルの聖地を完成させるというもので、レストラン&バー、客室、ビューティケア&リラクゼーションサロン、フィットネスルームに至るまで、すべて感度の高い女性の憧れの空間創りに腐心しました」
一つのホテルが、僅か2年余りの間にここまで雰囲気を劇的に変化させるという事例は稀有である。いま、東京都内には複数の新たな外資系ブランドのホテル開業が予定されている。ニューヨーク、パリ、ロンドンなど世界の主要都市には個性的なホテルが集中している。まさにホテルデスティネーション(ホテル滞在を目的にする旅行地)という現象である。ホテル インターコンチネンタル 東京ベイの今回の大規模リノベーションの成功は、まさにその典型であると言えるだろう。