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“コミュニケーション下手”を克服する秘訣(3ページ目)

あなたはコミュニケーション上手ですか?そう聞かれて、「はい、上手です!」と答えられる人はそう多くはないかもしれません。今回は、“コミュニケーション下手”を克服する秘訣を紹介します。

ひかり

ひかり

恋愛・人間関係 ガイド

コラムニスト。夕刊フジでコラム連載をきっかけにコラムニストに。数々のメディアでコラムを掲載している。著書に「“子供おばさん”にならない、幸せな生き方」(ステップモア)、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA/中経出版)など。

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「思い」をキャッチする

言葉に乗った相手の「思い」をキャッチしましょう!

言葉に乗った相手の「思い」をキャッチしましょう!

コミュニケーションでは、相手の言葉だけではなく、「その言葉に乗った思いをどこまでキャッチできるか?」というのが、とても重要です。

言葉で表現できるものは、意外と限られています。だからこそ、自分の思いをありのまま言葉にするのは、言葉の訓練ができている人でも難しいことだったりするのです。

「思いをキャッチする」
これは、普段、インタビューなどで人の話を聞くことが仕事の私が、一番気を遣っていることでもあります。

インタビュー中は、相手が発する言葉よりも、より相手の思いに近い言葉を使って、「それって、こういうことですか?」と聞くと、「そうそう!そういうことを言おうとしたの!」となることも多いです。

それだけ、「言葉」は難しいものなのです。だからこそ、言葉だけにとらわれないようにすることが大切です。

相手の思いをキャッチするために大切なのは、相手の表情、声のトーンもきちんと感じることです。さらに、自分の心をニュートラルな状態にし、聞く体制になることも必要です。


聞き手の思い(願望)が強ければ強いほど、話し手の思いをくみ取りにくくなります。つまり、「こんな人であるはず」という思い込みや願望が強かったり、自分の価値観が凝り固まっていたりすると、会話はズレてしまうのです。

例えば、「彼が『好き』だと言ってくれたから!」と言って、付き合ってもないのにHをしてしまい、ズルズルと関係を続けている人も少なくありません。

このパターンで言えば、相手が「好きだ」と言った事実(言葉)だけをキャッチしているのです。でも、そこに乗っていた相手の本心はキャッチできていたのでしょうか?

こういった恋愛に陥ってしまった人が、もう一度考えてみてほしいのは、「相手の表面的な言葉だけをキャッチしていないか?」「自分の願望だけで相手を見ていないか?」「当時はそう言ってくれたけど、今はどうなのか?」ということです。
冷静に相手の思いをキャッチし、判断することは、相手ときちんと関係を築くためにも大切なことなのです。

言葉に乗った思いをどれだけキャッチするか。
それこそが、聞き上手になるために、とても重要なことだと思うのです。
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