モデルルームを見に行くけれど決められない、決まらない、典型的なパターンにも見えました。それでも、1年半かけて二人の希望通りのマンションと巡り会うことができたTさんです。Tさんの購入ストーリーをご紹介します。一つでも二つでもあなたのマンション探しの参考になれば幸いです。
ディンクスの絶対条件は、利便性
あなたの住まい選びの絶対条件は?
セミナーの内容は、お馴染みの「3つの知る」です。まずは、新居での暮らしに対する自分たちの希望や、自分予算を明確にすること。次に、エリアや住宅、売主、住宅ローンなどの情報を収集する「相手を知る」。そして、購入好機を掴むために市況や税制、金利状況などを研究する「世間を知る」。セミナーにはT夫さんだけの参加でしたが、「自分たちがどのような暮らしをしたいのかを二人で話し合いたい。家賃がもったいないからと考え始めたマンション購入だけれども、住まいという器が代わるだけという意識でした。将来の暮らしやどのように暮らしたいかなどは、考えたこともなかったので、まずは二人で話し合いたい」、そのような感想を述べてくださいました。この時、T夫さんは27歳。若くて、結婚したばかりで、将来のことまで気が回らないのは、何も特別なことではありません。セミナー受講をきっかけに、住宅選びの視野が広がり、目的を持ったマンション選びができることと思います。
ディンクスからファミリーに。マンション選びに変化が!?
お二人に子どもさんが誕生。マンション選びのポイントが、通勤利便性から、保育園、幼稚園への利便性と教育環境という視点に移りました。さらに、これまであまり気にしていなかった「広さ」の確保も希望条件の優先順位が上がってきました。現在の賃貸住宅は、便利だけれども1LDKでせまく、3人となるとどうしてもきついとのこと。住環境と広さを意識したマンション選びが続きます。ところが、住環境と広さを購入予算の中で求めようとすると、どうしても都心から離れていきます。子どものために、と思うものの、都心から離れたマンションを見学しても心が動かず、共働きの二人は都心から離れることができないと確信したとか。これも「自分を知る」ことの大切なポイント。考えて、行動して、自分の希望と現場のマッチングを確認できたからこそ導き出せる結論です。
さて、Tさんのマンション選びは、中古住宅に拡大していきます。次のページをご覧ください。