男と女で違うトイレリフォーム!
機能性、清掃性、デザイン性、サイズもいろいろある新型便器
トイレリフォームで注意したいのが、便器のサイズです。腰掛便器のサイズには大型サイズと普通サイズがあります。今ある便器にウォシュレットのような温水洗浄便座を取り付けたい時にも、便器の大きさに合わせて選ぶ必要があります。便器+専用手洗い収納ユニット。便器の長さは72cm。部屋の広さは内法78cm×1m20cm(0.4坪)を想定(アラウーノS/パナソニック)
大型サイズの便器は種類が豊富で座り心地がいいので人気があり、最近では約75%の人が大型サイズを選んでいる(※)というデータもあります。(※TOTO調べ) トイレリフォームの際にも、多くの人が大型便器を希望しています。
便器のサイズは大型サイズと標準サイズの2種類。3cmの長さの違いが、座り心地を大きく左右する(資料提供TOTO)
実は男性が困るトイレになってしまう要因となるのが、この便器の大きさです。と言っても、問題は便座の大きさでにあるのではなく、タンクを含めた便器の総長さにあります。
男と女で違うトイレリフォーム!
便座に座るだけじゃない!掃除で手が届かない!
狭いトイレに長い便器を設置すると身体の大きな男性は身動きが取れないことも。紙巻器やドアハンドルに身体をぶつけることもある。
座って用を足すには不便を感じないので女性は気付きにくいのですが、この距離が短すぎると身動きが取れず、立って用を足す男性には使いにくい空間になってしまいます。
紙巻器やドアハンドルが出っ張っていれば身体をぶつけることもありますし、身体の大きな男性は身動きが取れなくなってしまうこともあります。
身動きが取りにくければ、どうしても便器のまわりを汚しやすくなります。しかし掃除をしようにも、狭くて床を拭くにくい、奥のほうに手が届かないなど、不便きわまりないトイレになってしまうのです。
次のページでは、リフォーム前に必ずチェックしておきたいこと!そして狭いトイレにも使いやすく座り心地がいい便器をご紹介します。