指数の構成国が変更されることも
「MSCIフロンティア・マーケット指数」や「MSCIフロンティア・マーケット100指数」を提供するMSCIでは、投資環境などを考慮し、構成する国や銘柄の入れ替えを行っています。「MSCIフロンティア・マーケット指数」について言うと、2013年7月25日時点での構成国は、表4の25カ国となっています。
MSCIでは、2013年11月にモロッコを「MSCIフロンティア・マーケット指数」から「MSCIエマージング・マーケット指数」に、2014年5月にカタールとアラブ首長国連邦を「MSCIフロンティア・マーケット指数」から「MSCIエマージング・マーケット指数」に変更することを発表しています。
「iシェアーズ フロンティア株ETF(MSCIフロンティア100)」の保有上位銘柄を見ると(表5)、カタールやアラブ首長国連邦の銘柄が多いことから、来年5月以降は、上位銘柄の顔ぶれも変わる可能性がありそうです。
【関連記事をチェック!】
ETFでフロンティア株に投資!
利回り4%超のものも!ETFの分配金に注目
円安で日経平均より上昇しやすいETFは?