この株価の下落を好機ととらえ、2008年10月、東証、大証ともにETFの売買が急増、個人投資家の注目を浴びています。株と投資信託の両面の性質を持つETF。投資信託と株との違いが一目瞭然にわかるよう比較してみました。使い分けのヒントにどうぞ。

買いやすさを比較する

ETFを購入する際の手順は株と同じ。
上の表で、国内の証券取引所に上場しているETFと投資信託、個別株の取引の違いを比較しています。

ETFの第一の特徴は、利便性の高さ。一般的に証券会社に口座を開けば、国内の証券取引所に上場しているETFであれば、個別株同様どれでもどこでも購入することが可能です。一方、投資信託は、ファンドごとに取り扱いの販売会社が違うため、どこでも購入できるわけではありません。

乱高下する相場の時こそ刻々変わる相場で売買できるのが嬉しい
また、ETFは、取引所が開いている時間帯なら個別株のようにリアルタイムで売買を行うことができます。日本のETFの主な指数である日経225やTOPIXはテレビニュースや新聞で見られるので日々の生活でのチェックも比較的簡単。All Aboutのマーケットデータでも主な指標がご覧いただけます。個別ETFの売買価格は、各証券会社のサイトやYahooファイナンスなどの金融情報サイトで4ケタのコード番号を入力すれば閲覧できます。また、個別株と同様に「この金額で買います」「この金額になったら売ります」の意思表示をしておく指値注文ができるのが大きな魅力といえるでしょう。

一方、投資信託は、1日に1度夕方基準価額が確定し、その値を基に売買することになるのでファンドによっては、翌営業日になるまで自分の売買した値段が分からず、取引がすぐ明らかにならないというウィークポイントがあります。
ということで、買いやすさについては、ETFと個別株の勝ち!

次のページでは、最低購入口数と手数料を比較します。