DIYリフォームをプロの職人さんたちが見た時、「こうすればもっとよくなる!」と思うことがいくつかあるそうです。そこで今回はプロの大工さんから聞き出した職人技!日曜大工を安全に楽しみながら、仕上がりをランクアップさせる木工のコツをご紹介します。

プロから聞き出す職人技-木工編
DIYリフォームは準備にひと手間かけて仕上がりアップ!

木工に限らず塗装や内装工事でも、プロの職人さんたちが口をそろえて言うのが、下準備で8割が決まる!と言うもの。例えば作業がスムーズに進められるように作業環境を整えたり、材料を見極めたり、水平や寸法を出して下処理をする作業などがあります。

板を二枚貼りあわせただけの手作りの木製定規。作る手間はかかるが、作業スピードが上がり、仕上がりもキレイ。

板を二枚貼りあわせただけの手作りの木製定規。作る手間はかかるが、作業スピードが上がり、仕上がりもキレイ。


上の写真は実際にリフォーム現場で大工さんが使っている手作りの定規です。この定規は手持ちの丸のこの幅に合わせて木材を2枚張り合わせただけのものですが、これを切りたい板に当て、丸のこを滑らせれば、素早く簡単にまっすぐにカットすることができます。

オリジナルの木製定規は丸のこの幅に合わせて作ってある。板が素早く簡単にまっすぐ切れる。

オリジナルの木製定規は丸のこの幅に合わせて作ってある。板が素早く簡単にまっすぐ切れる。


このような定規を作るためには、ひと手間掛かりますが、木工作業のスピードが上がり、仕上がりもキレイになりますから、結局はとても効率的。事前にシッカリとした下準備をしておくことが、日曜大工の腕前をワンランクアップさせる秘訣です。

プロから聞き出す職人技-木工編
DIYリフォームは素人でも安全に美しく仕上がる道具を使う

大工さんたちはノコギリでも丸ノコでも簡単そうに使っていますが、実際は工事用機械はとても危険なものです。例えばコードに脚を引っ掛けたり、間違ってスイッチが入ってしまえば、命を奪ってしまうほどの事故に繋がってしまうこともあります。

と言うわけで、プロの職人さんたちは現場ではいつも安全管理や作業環境にとても気を配っているのですが、DIYerの場合は、自宅ということもあり危険性が実感しにくいことも多いようです。特に大工さんから見た時に、「これは危ない!」と思うのが丸のこの使い方です。

丸のこは身体の正面では使わない。卓上型なら機械が跳ねてケガをする危険も少ない。

丸のこは身体の正面では使わない。卓上型なら機械が跳ねてケガをする危険も少ない。


丸のこは手軽で皆さん良く使われると思うのですが、大工さんから見ると、板を身体の正面で切っている人が多く、危険を感じているそうです。丸のこは身体の正面で使うと、ハネてしまった時に、機械が身体に向かって飛んでくるので非常に危険です。

値段は少し割高ですが、できれば「ハンディ型丸のこ」より安定性のいい「卓上型」を使い、身体の正面では使わないよう注意して欲しいとのことでした。日曜大工の腕前アップの近道は、素人でも安全に美しく仕上げられる道具を準備し、安全な使用方法を守るところにありそうですね。

プロから聞き出す職人技-木工編
いきなりビス留めは失敗の元。1本のビスを留めるまでの道のりを確認

DIYリフォームでビス留めをする時、いきなりビスを回してしまうと、歪んだりスキマができたりしてしまいます。プロの大工さんは1本のビスを留めるまでの道のりを大事にしています。

プロは1本のビスを留めるまでの道のりを大事にする。留めるまでの下準備をシッカリ。

プロは1本のビスを留めるまでの道のりを大事にする。留めるまでの下準備をシッカリ。


まずは留めるもの同士の水平と垂直をだし、下穴を開けます。そしていったん軽く留める「仮締め」をして、全体のバランスを取ってからきっちりと締める本締めを行います。そうすることで、歪みやスキマなくビス留めが決まります。

こうやって見ていくと、切るのも留めるのもまずは下準備、実際に切ったり留めたりするのは本当に最後の最後だということがわかります。皆さんもプロの技を使って、DIYリフォームを安全に楽しみながら、仕上がりをランクアップさせていきましょう!

次回は塗装屋さんから聞き出したプロ技をご紹介します。

■DIYリフォーム実例紹介シリーズをまとめたページはこちらから。

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