マカオ/マカオ基本情報

コタイ地区へのアクセス抜群タイパフェリーターミナル

タイパ島の北安エリアに2008年に開業したのがタイパフェリーターミナル。臨時の施設で営業している段階のため、施設はたいへん簡素ですが、大型リゾートホテルの建ち並ぶコタイ地区まですぐという便利な立地にあります。

執筆者:勝部 悠人

コタイ地区へのアクセス抜群「タイパフェリーターミナル」

タイパフェリーターミナル外観 (c) Miyuki Kume

タイパフェリーターミナル外観 (c) Miyuki Kume

タイパフェリーターミナルを拠点とするコタイジェット (c) Sands Cotai Central

タイパフェリーターミナルを拠点とするコタイジェット (c) Sands Cotai Central

タイパ島の北安エリアに2008年に開業したのがタイパフェリーターミナル。こちらは目下大型ターミナル施設を建設中とあって、臨時の施設で営業している段階です(2013年7月現在)。そのため、施設はたいへん簡素。商店や飲食施設、両替所などの付帯設備はありません。

このフェリーターミナルの最大の利点は大型リゾートホテルの建ち並ぶコタイ地区まですぐという立地にあります。もし、最初の目的地がコタイ地区にあるのであれば、こちらのフェリーターミナルの利用をおすすめします。逆に、最初にマカオ半島側へ行く必要があるという場合は、マカオフェリーターミナルの利用がベターです。

タイパフェリーターミナルを発着する主な就航ルートは下記の通りです。
  • 香港(香港島・上環)
  • 香港(九龍・尖沙咀)
  • 香港(香港国際空港)
  • 深セン(蛇口)
  • 深セン(深セン国際空港)
  • 江門
タイパフェリーターミナルは24時間営業で、香港島・上環との間を往来する航路は24時間体制で運航しています。基本的に30分間隔での運航となりますが、深夜時間帯は本数が大幅に減るので事前に時刻表を確認しておくように。

フェリーターミナルは1フロアで、正面向かって右側が出発エリア、左側が到着エリアとなります。設備は出発、到着エリアにそれぞれ銀行ATMと飲料の自販機があるほか、到着エリアに小さな観光案内所がある程度です。

フェリーターミナルから市街地へ

また、フェリーターミナル正面に路線バスの停留所とホテルやカジノへ向かう無料シャトルバス乗り場があります。路線バスはコタイ地区、タイパ島を経由してマカオ半島に至るルートで終夜運行を行っています。

ホテル、カジノへ向かうシャトルバスはマカオフェリーターミナルと比較すると運行している会社がそもそも少なく、主にコタイ地区のリゾートホテルへ向かうものが中心です。ヴェネチアンなど、深夜でもフェリーの発着に合わせて運行するシャトルバスがあるのは便利。

タクシー乗り場はあるのですが、タクシーが客待ちをしていることは稀です。ここでタクシーを待つ場合、かなり辛抱強く待つことを覚悟する必要があるため、行列の様子によっては、シャトルバスを利用して、一旦コタイ地区のホテルまで移動してから乗り換えるといった方法も考慮してみる価値があるでしょう。

<DATA>
■○仔臨時客運碼頭(Taipa Temporary Ferry Terminal)
住所:○仔北安大馬路
電話:なし
営業時間:24時間
定休日:なし
※「○」は「乙」と「水」を組み合わせた繁体字独特の文字
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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