収納/達人の収納術と実例集

育児中のミセス黒田が実践しているクローゼット収納(2ページ目)

心と脳がきれいになる美人整理術を提唱する黒田みかさん。実は2児のママとして子育てにも奮闘中。そんな黒田さんがやっている子ども服収納や、ママバッグの中身なども特別にご紹介します。

すはら ひろこ

すはら ひろこ

収納 ガイド

一級建築士

還暦過ぎても現役!建築・インテリア・整理収納の資格と経験による片付け術に定評がある。商品開発や収納用品のデザイン監修をはじめ、雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。著書・監修書20冊以上、人気講師としてオンラインセミナーを開催。プロとして共働き主婦の目線から追求したメソッドが好評。

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服がたくさんあっても選びやすい収納法

「わが家のクローゼットは特別な収納ではなく、ごく一般的なものだと思います」、と言う黒田さん。幅90センチほどのクローゼットには、約190着の服をしまっているとのこと。服を詰め込んでいるようには見えないのですが、実は奥行があるので前後2列にしているのだそうです。手前側にはオンシーズンを、奥側にはオフシーズンの服をしまって、空間を無駄なく使いこなすことで収納力を上げています。
ハンガー掛け収納

連結タイプのハンガーで縦の空間を上手に使っている

服はたくさん持っているのに、その日のコーディネートに迷ってしまい、結局はいつも同じような服装になるという悩みをよく耳にします。その原因は、「手持ちの服には1軍と2軍があるから」と、黒田さんは言います。「いちばん着たい1軍服に、そこそこの2軍服を合わせようと思っても、上手くいくことはありません」とのこと。そして、2軍服を活かそうとして次々と服を買うから、数は増えてもコーディネートは増えないという悪循環になるというわけです。
一掛けのフック収納

クローゼット横の壁には、服を一時掛けできるフックが取り付けてある

では、自分に合う服だけに絞り込むにはどうしたら良いのでしょう。黒田さん自身も、服のランク付けをして意識を高めるようにしているそうで、着る回数が減ったことがひと目で分かるように、最後に着た日をラベルに書いて貼ってある服がありました。自分のライフスタイルに合わせて着たい服だけを残すには、クローゼットの中身を見直す作業が欠かせないようです。

服を通して自分が理想とする姿を描くという黒田さん。「何か決断をするときに迷わなくなると、すぐに行動できるから時間が効率よく使えます」と、クローゼットの整理は生き方にまで通じるのだそうです。

素敵な笑顔の源となっている、2児のママとしての暮らし。子どもたちの持ち物の整理法もご紹介します。
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