左右分離-縦割りプランの二世帯リフォーム
赤:親世帯 青:子世帯 建物を縦に分ける二世帯
お互いの距離を取りやすく、生活音や臭いなどの問題に悩まされることも少ないので、二世帯住宅リフォームのプランの中でも、快適度が高いスタイルです。
左右分離-縦割りプランのメリットは同居というより隣人
縦割りプランの二世帯住宅は、お互いのプライバシーを守りやすいのが最大のメリットです。イメージは、テラスハウスやマンションのお隣さん同士。光熱費の分割もしやすく、将来同居を解消しても、賃貸としての再活用がしやすい間取りでもあります。左右分離-縦割りプランのデメリットは面積と費用
縦割りプランで満足のいく二世帯住宅にするには、面積が必要です。狭い面積に2軒を無理に詰め込んでしまうと、両方ともに狭くなり、住みにくい家が2軒できます。その際は、玄関と階段を共用にするなど、共用部分を増やすことで部屋面積を確保することができます。縦割りプランのデメリットは、階段の移動や水まわりの増設、間取りの大きな変更が必要になるので、リフォーム費用がかさむこと。また将来、親世帯の2階への昇降対策として、階段リフトやホームエレベーターなども視野に入れておく必要があります。
縦割りプランの二世帯リフォーム成功の秘訣は!
縦割りプランではお互いの家を行き来できるよう、内ドアを付けるケースをよく見かけます。内ドアは、介護などいざという時に便利に使えますが、勝手に出入りしてトラブルの種になってしまうことも。カギやインターホンの取り付けをして、もうひとつの玄関として考えましょう。二世帯を繋ぐ内ドアは、カギやインターホンを取り付けてもうひとつの玄関として考えて。
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