ネット専業銀行の10倍の金利設定も

気がついたら利息で預金が増えていた。そんな夢のような経験がある人は、40代以上に限られているはず。
 
名前も楽しい地銀のネット支店に注目です

名前も楽しい地銀のネット支店に注目です



昭和55年の郵便局(現ゆうちょ銀行)の利息を見てみると、通常貯金の利息ですら4.56%、3年以上の定額貯金にいたっては8.00%(9年で元本が倍!!)。クラクラするような高金利が実在していました。

対しては、今の金利はどうでしょうか。メガバンクの定期預金は10年ものでさえ金利は0.01%。単純に比較すると、実に800分の1にまで金利が下がってしまったことになります。

そんな中、注目したいのが地方の銀行や信用金庫の、とくにインターネット支店です。もちろん、一昔前の高金利には遠く及びませんが、今もっともお得な預金金利をコンスタントに実現しています。具体的に紹介してみましょう。
 

高金利で注目したい「1年もの定期預金」の例

○岡崎信用金庫・おかしんインターネット支店
「オカザえもん定期預金」
・金利/0.30%
・預入金額/10万円以上1円単位
・申込は2019年9月30日まで
 
○豊田信用金庫・とよしんインターネット支店
「とよしんほのぼの定期預金」
・金利/0.30%
・預入金額/50万円以上1円単位
・申込は2019年9月30日まで
 
○愛媛銀行・四国八十八カ所支店
「100万円限定だんだん定期」
・金利/0.27%
・預入金額/100万円(1人1口限り)
・金利は2019年6月12日現在
 
○香川銀行・セルフうどん支店
「超金利トッピング定期預金」
・金利/0.27%
・預入金額/10万円以上1円単位で1人100万円まで
・金利は2019年6月12日現在
(※)表示金利はすべて税引き前

いずれも、一般の定期預金の27~30倍。また一時、高金利 として注目されたネット専業銀行の多くが定期預金の1年もので0.15%前後ですから、その点でも金利の有利さがわかるはずです。
 

ユニークな商品による独自性も魅力

地銀や信用金庫で目を引くのは、愛着がわくユニークなインターネット支店名。大光銀行「えちご大花火支店」、トマト銀行「ももたろう支店」、大阪商工信用金庫「まいどおおきに支店」など、地元の特産や土地柄を連想させる楽しいものになっています。しかし、ユニークなのはネーミングだけではありません。商品もまた独自色を出したものが少なくないのです……。

城南信用金庫が毎年募集している懸賞金付き定期預金「スーパードリーム」(1口10万円、1年もの)は、中でももっとも人気の高い商品かもしれません。抽選で現金や商品が当せんするというもので、第50回(募集期間は2019年9月30日まで)では、ドリーム大賞が最高100万円(10本)。その他、歌舞伎座ペアチケット(500本)、被災地復興グルメギフト(4万本)や新潟コシヒカリ5kg(3万本)などが当たります。

また、プロ野球チームやJリーグチームを対象に、地元の金融機関が募集するスポーツ応援型の定期預金も注目です。例えば、清水銀行の「清水エスパルス応援定期預金」は、スーパー定期1年もので金利は0.25%。さらにホームゲームで1勝するごとに0.01%金利が上乗せされ、最大で0.42%にもなります。ただし、今季2019年は申込期間が6月30日まで。他にも、広島銀行が広島カープ、楽天銀行が楽天イーグルスやヴィッセル神戸の応援定期(ともに今季は受付終了)を販売し、人気商品となっています。春先からの申込開始が一般的なので、気になる方は来季忘れずに。

ともあれ、利用する金融機関は利便性から「なじみのところ」という人が多いはず。しかし、全国どこの地方銀行、信用金庫でも、そのほとんどがインターネットで口座管理ができ、入出金は提携している全国の金融機関やコンビニ等のATMで可能です。したがって、全国規模で、高金利商品やユニークな定期預金を探すことが、今の時代、得する貯蓄の第一歩だともいえるのです。

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