手軽にネットで地方の金融機関に預金

気がついたら利息で預金が増えていた。そんな夢のような経験がある人は、40代以上に限られているはず。
 
名前も楽しい地銀のネット支店に注目です

名前も楽しい地銀のネット支店に注目です


昭和55年の郵便局(現ゆうちょ銀行)の利息を見てみると、通常貯金の利息ですら4.56%、3年以上の定額貯金にいたっては8.00%(9年で元本が倍!!)。クラクラするような高金利が実在していました。

対して、今の金利はどうでしょうか。メガバンクの定期預金は10年ものでさえ金利は0.01%。単純に比較すると、実に800分の1にまで金利が下がってしまったことになります。

そんな中、注目したいのが地方の銀行や信用金庫の、とくにインターネット支店です。もちろん、一昔前の高金利には遠く及びませんが、今もっともお得な預金金利をコンスタントに実現しています。具体的に紹介してみましょう。
 

高金利で注目したい「1年もの定期預金」の例

○西武信用金庫・東京プライベートネット支店
「オープン記念定期預金」
・金利/0.31%
・預入金額/10万円以上3000万円まで、1円単位
・申込は2020年3月31日まで、スマホアプリ限定商品
 
○豊田信用金庫・とよしんインターネット支店
「とよしんわくわく定期預金」
・金利/0.27%
・預入金額/50万円以上1円単位
・申込は2020年3月31日まで
 
○愛媛銀行・四国八十八カ所支店
「100万円限定だんだん定期」
・金利/0.27%
・預入金額/100万円(1人1口限り)
・金利は2019年11月27日現在
 
○香川銀行・セルフうどん支店
「超金利トッピング定期預金」
・金利/0.27%
・預入金額/10万円以上1円単位で1人100万円まで
・金利は2019年11月27日現在
(※)表示金利はすべて税引き前

いずれも、一般の定期預金の27~30倍。また一時、高金利として注目されたネット専業銀行の多くが定期預金の1年もので0.15%前後ですから、その点でも金利の有利さがわかるはずです。
 

ユニークな商品による独自性も魅力

地銀や信用金庫で目を引くのは、愛着がわくユニークなインターネット支店名。大光銀行「えちご大花火支店」、トマト銀行「ももたろう支店」、大阪商工信用金庫「まいどおおきに支店」など、地元の特産や土地柄を連想させる楽しいものになっています。しかし、ユニークなのはネーミングだけではありません。商品もまた独自色を出したものが少なくないのです。

城南信用金庫が毎年募集している懸賞金付き定期預金「スーパードリーム」(1口10万円、1年もの)は、なかでももっとも人気の高い商品かもしれません。抽せんで現金や商品が当たるというもので、第51回(募集期間は2020年3月31日まで)では、ドリーム大賞が最高100万円(10本)。その他、各等(1~4等)の現金、被災地復興応援グルメギフト(4万本)、新潟コシヒカリ5kg(3万本)などが当たります。

また、プロ野球チームやJリーグクラブを対象に、地元の金融機関が募集するスポーツ応援型の定期預金も注目です。もともと高金利(0.2%前後)ながら、勝利数や優勝達成などの成績に応じて金利がアップするという仕組み。応援するチーム、クラブが勝ち、貯蓄も増えるというダブルの喜びが味わえます。一例として、広島銀行が広島カープ、楽天銀行が楽天イーグルスやヴィッセル神戸、清水銀行が清水エスパルスの応援定期を例年販売(ともに今季は受付終了。来季は未定)し、人気となっています。春先からの申込開始が一般的なので、気になる方はチェックしてみてください。

ともあれ、利用する金融機関は利便性から「なじみのところ」という人が多いはず。しかし、全国どこの地方銀行、信用金庫でも、そのほとんどがインターネットで口座管理ができ、入出金は提携している全国の金融機関やコンビニ等のATMで可能です。したがって、全国規模で、高金利商品やユニークな定期預金を探すことが、今の時代、得する貯蓄の第一歩だともいえるのです。

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