シドニー/シドニー空港・交通アクセス

シドニー国際空港 入国から出国まで(4ページ目)

シドニー空港では無料Wi-Fiが利用できる他、ツーリスト向けインフォメーションセンターが充実していて、各種ツアー情報やホテルの予約の他、無料インターネットも利用可能。お得な日本への国際電話の掛け方から入国・出国時の注意、両替や免税店の情報や税金還付の方法など空港を最大限に活用できる情報をお届けします。

松久保 朱美

執筆者:松久保 朱美

オーストラリアガイド

出国審査後の税金還付手続きと免税店

シドニー空港

消費していないワインなどの液体物の税金還付を受ける場合は別途税関スタッフに確認が必要

タバコ

かなりグロテスクなオーストラリアのタバコパッケージ、タバコ会社のロゴもなく、カラーも全銘柄統一

出国手続きが済むと、お酒、ワイン、化粧品などの免税店が並び、購入したものは消費税10%がかかりません。ここで、タバコを購入したい人はタバコを探してウロウロと歩き回ることになることが多々……。実はオーストラリアではタバコの広告・宣伝ができず、陳列はもちろん看板もないのです。

では、販売していないのかというと、販売されています。セキュリティチェックを終えてすぐ右の奥あたりでタバコを買いたいというと奥の部屋に連れていってくれます。何とも怪しいのですがタバコを買うときは少し注意が必要です。

出国の日からさかのぼって60日以内であれば、滞在中に購入した物品に関しても消費税の還付を受けることができ、旅行者返金プログラム、TRS(Tourist Refund Scheme)と呼ばれます。条件は同じショップで合計300オーストラリアドル以上の購入であること、その際にタックスインボイス(Tax Invoice)をもうらこと。

タックスインボイスにはショップ名、ABNと呼ばれるそのショップのビジネスナンバー、GST(消費税)を含む物品の料金、物品名と購入した日付が記載されていることが必要で、1000オーストラリアドル以上の場合は購入者の名前と住所も記入されていなければいけません。条件に該当した物品を購入した際には必ずこれらが揃っているか確認してください。

税金の還付をしてもらうためにはこのタックスインボイスとともに購入した現物をTRSオフィスで提示する必要があります。なので、スーツケースなど機内預けにしてしまう荷物に入れてしまうのではなく、必ず手荷物にして持ち込んでください。未使用のワインや香水などの液体物は機内持ち込みができませんが、特別な条件が適用されるため、これらの物品の税金還付をしたい場合は税関の係員に直接問い合わせが必要です。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます