出国審査後の税金還付手続きと免税店
消費していないワインなどの液体物の税金還付を受ける場合は別途税関スタッフに確認が必要
かなりグロテスクなオーストラリアのタバコパッケージ、タバコ会社のロゴもなく、カラーも全銘柄統一
では、販売していないのかというと、販売されています。セキュリティチェックを終えてすぐ右の奥あたりでタバコを買いたいというと奥の部屋に連れていってくれます。何とも怪しいのですがタバコを買うときは少し注意が必要です。
出国の日からさかのぼって60日以内であれば、滞在中に購入した物品に関しても消費税の還付を受けることができ、旅行者返金プログラム、TRS(Tourist Refund Scheme)と呼ばれます。条件は同じショップで合計300オーストラリアドル以上の購入であること、その際にタックスインボイス(Tax Invoice)をもうらこと。
タックスインボイスにはショップ名、ABNと呼ばれるそのショップのビジネスナンバー、GST(消費税)を含む物品の料金、物品名と購入した日付が記載されていることが必要で、1000オーストラリアドル以上の場合は購入者の名前と住所も記入されていなければいけません。条件に該当した物品を購入した際には必ずこれらが揃っているか確認してください。
税金の還付をしてもらうためにはこのタックスインボイスとともに購入した現物をTRSオフィスで提示する必要があります。なので、スーツケースなど機内預けにしてしまう荷物に入れてしまうのではなく、必ず手荷物にして持ち込んでください。未使用のワインや香水などの液体物は機内持ち込みができませんが、特別な条件が適用されるため、これらの物品の税金還付をしたい場合は税関の係員に直接問い合わせが必要です。