旅行中に気をつけたい6つのポイント

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中華街のあるビノンド地区。歩道には露天商がずらり! 散策は楽しいけれど、携行品には十分気をつけてください

みなさんがフィリピンと聞いて想像するイメージは? 透き通るような海に囲まれた常夏の楽園、というのもそのひとつ。しかしながら、「治安が悪い」といった印象を抱いている方が少なくないかもしれません。凶悪犯罪は滅多にありませんが、窃盗や盗難といった軽犯罪は日常茶飯事。トラブルに巻き込まれないためにも、フィリピン旅行中は下記のポイントに注意してみてください。

1. 服装

まずは服装を今一度見直してみましょう。高価なものは身につけないことを徹底してください。どこへ行くにも、基本的にはTシャツにロングスカートやジーンズなどの軽装をおすすめします。セブ島やエルニドといったリゾート地の高級ホテル敷地内ではオシャレを楽しむのもよいかもしれませんが、街の散策をする場合はアクセサリーなど身につけない方が無難でしょう。特にマニラ観光の際は、ラフな服装を心がけてください。日中、夜間に限らず盗難事件は発生します。

また、ショルダーバッグの持つ位置にも気を配りたいものです。斜めがけタイプのものは後方部からスリに合う危険性があるため、必ず前方にかけるようにしてください。

2. タクシーの利用と夜間の外出

夜間の外出時はタクシーを利用するなど、なるべく歩かずに出かける方法を考えた方が良いでしょう。ホテルやショッピングモールなどからタクシーを利用する際は、案内係に行き先を告げてもらってから乗車すると安心です。タクシーの乗車時にメーターを倒しているか確認しましょう。めったにありませんが、信号待ちのタクシーに強盗が乗り込んでくることもあります。ですから、タクシーに乗る際は内側から鍵をかけるのを忘れないようにしましょう。

メトロマニラ圏内のうち、地元の富裕層や外国人が集まるエリア(アヤラ、ロックウェル、フォート・ボニファシオなど)は夜間でも比較的安心して歩けます。

3. 日本語のできる現地人による詐欺

フィリピン人は基本的には親切ですが、どこの国にも心無い人は存在するものです。見知らぬ人に話しかけられた場合は注意しましょう。特に日本語の話せる人は要注意です。タクシー乗車時や買い物の際に高額な値段をふっかけられたり、お金をせびられたりすることがあります。私も一度、詐欺に合いそうになりました。

4. 盗難、ひったくり

多額の現金を持ち歩かないこと。 また、カメラやスマートフォンは手放さないようにしましょう。目を離した瞬間に置き引きに合ったという話は日常的に耳にします。また、繁華街などではスマートフォンやタブレット端末をチェックすることも避けた方が無難でしょう。ひったくられる可能性があります。

5. 繁華街や貧しい地域

マニラの歓楽街や繁華街を歩く際には注意が必要です。クラブやパブなどが軒を連ねるマラテ地区や、繁華街のバクラランはひったくりや事故が多い地域と言われています。中華街とショッピングモールが有名なビノンド地区は見所が多いものの雑多なため、散策時には注意を。「スクワッター」と呼ばれるホームレスが暮らすエリアも貧困層が集まるため、周辺地域を散策する際は日中でも気をつけましょう。

6. クリスマス期間中のショッピング

12月のクリスマス前はどこのショッピングモールでもひったくりが増えるため、貴重品の管理は徹底する必要があります。私のフィリピン人、日本人の友人がこの時期に盗難の被害に遭っています。

万が一のためにも保険の検討を

私の友人は、マニラのショッピングモール「ランドマーク」で買い物を済ませて会計をする段階になり、ショルダーバッグから財布が抜き取られていたことに気づいたそうです。私自身もマラテ地区を歩いていた際、身に着けていたネックレスをむしり取られるという怖い経験をしました。いずれも日中のことです。

こういった事件が発生した場合、海外傷害保険に加入していた場合は保険が下ります。できれば危険な目には合いたくはないですが、フィリピンへ旅行の際は万が一に備えて保険に入っておくことを強くおすすめしたいと思います。万が一トラブルに巻き込まれてしまった場合は、在フィリピン日本国大使館に相談を。

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■在フィリピン日本国大使館
TEL:+63(0)2-551-5710/邦人援護ホットライン(24時間受付)+63(0)2-551-5786
住所:Pasay Central Office, Pasay City, Metro Manila, Philippines
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。