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誰もが楽しめる、“現代のホットハッチ”208GTi(3ページ目)

名車205GTiのどこかエキセントリックでスリルのある過激な楽しさ、ではなく“非常にモダンなスポーツハッチ”として登場した208GTi。運転していて無条件に楽しいと思えるホットハッチに仕上がっています。

理屈抜きに愉快なクルマ

プジョー208GTi

トレッドをフロント10mm/リア20mm拡大させ、ワイドフェンダーを装備。足回りは固めの専用チューニングが施された

プジョー208GTi

ナッパレザーとファブリックを組み合わせる、サポート性の高いスポーツシートを装着

モダンなホットハッチ。そう言う意味ではGTiの再来と言ってもいいわけで、そのあたりの理解の難しさが、“間を空けてしまったこと”のネガティブな要素であることは間違いない。GTiのようにマニアックな人気を集めたモデルは、ゴルフがそうであるように、継続して進化させるのがイチバン良かった。

とはいえ、歴史は戻らない。そして、208GTiが運転していて無条件に楽しいと思えるホットハッチに仕上がっていることは確かで、理屈抜きに愉快なクルマだった。205GTiのことなんか忘れて(と思ったら江口キャラが出てきて困る)、今ちょうど旬を迎えたスポーツカーを楽しんでみてはいかがだろう。

なにしろ、MTでコンパクトスポーツハッチを楽しませてくれるブランドは、今やプジョーだけ、なのだから……。
プジョー208GTi

排気効率と共にサウンドにもこだわられ、魅力的な音質を作り出すエキゾーストシステムを採用。0-100km/h加速は7秒以下とされた

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