ダイビングを始めるときにやはり気になるのが「かかる費用」について。ダイビングショップによって講習費用はバラバラなので、何を基準にしたらいいかは大いに迷うところ。考慮したいポイントについて紹介します。
ダイビング講習にかかる費用

気持ちよくダイビングを楽しむために、安さだけに惑わされない、講習料金の見分け方を身につけましょう!

1.総額でいくらかかるか

まず最初に注意したいのが、広告やホームページなどに表示されている講習料金には、Cカードを取得するまでのすべての費用が含まれていない場合があるということ。Cカードを取得するための講習には、以下の費用がかかります。

●指導料
Cカード取得に必要な知識とスキルを身につけるための学科講習・プール講習・海洋実習の指導料。
●補習料金
予定された期間内にコースが修了できなかった場合の補習料金。プールや海洋実習の場合、指導料の他にも施設料などの実費が必要になる場合があります。
●教材費
マニュアルやログブックなど講習に必要な教材の料金。
●施設使用料
プールや海で利用する施設の使用料。
●器材レンタル料
講習中に使用する器材のレンタル料。自分の器材を購入する場合は、器材代がかかる。
●タンク・ウエイト レンタル料
プール講習と海洋実習で使用するタンク・ウエイトのレンタル料。自分で購入することはほとんどない。
●交通費
プール施設や海までの交通費。
●宿泊費
宿泊して講習を受ける場合の宿泊費。ホテル・ペンション・クラブハウス等で金額が大きく変わる。
●食費
講習中の食事にかかる費用。
●Cカード申請料
認定後、Cカード発行の申請にかかる費用。
●キャンセル費用
何らかの都合でコースに参加できなくなったり継続できなくなった場合、キャンセル費用が発生するかどうか。

広告などに表示されている講習料金の安さに惹かれて申し込んでも、実はそこに含まれている項目はわずかで、含まれていない項目の費用が追加されれば、結果として割高になってしまう可能性も。トラブルの原因となりますので、表示されている講習料金には上記の何が含まれ、含まれていない項目でどれくらいの費用が必要となるのか、「Cカードを取得するまでに総額でいくらかかるのか」をしっかりと確認しておきましょう。

2.器材購入や継続コースの義務などがないか

講習料金を総額で確認し、安いからといって、まだ安心してはいけません。ダイビングショップによっては、講習料金が安い代わりに、高額なダイビング器材購入が義務づけられていたり、次のコースへの申し込みが条件になっているところもあります。自分が本当に必要だと思えるダイビング器材を購入できるショップならいいのですが、悪質なところだと、講習中にしつこいセールスがあることも。そういったことがないか事前に確認することをおすすめします。

3.講習の内容や利用する施設の充実度

皆さんが電化製品などを購入するとき、機能などを見比べたうえで、値段を比較して購入すると思いますが、ダイビングの講習も同じようなもの。たとえ料金が高くても、経験豊かなインストラクターが、しっかりと時間をとって、設備の整った環境で講習を実施してくれれば、満足度は非常に高く、決して不満は感じないでしょう。一方、たとえ講習料金が安くても、インストラクターがいい加減で、利用する施設も使いにくく、短い日程での詰め込み式の講習では、ダイビングに対していいイメージが持てない可能性もあります。

当たり前のことですが、きちんとした講習をするには、それなりに経費がかかります。企業努力により、少しでも安く講習料金を提供しようとしているダイビングショップももちろんあるのですが、残念ながら講習内容や安全対策に手抜きをするなどして経費を下げたり、強制的に高い器材を販売することにより、格安料金で講習を実施するショップがあるのも事実。同じCカードを手に入れたとしても、内容が充実し、知識とスキルに自信を持ったダイバーになれる講習と、不満・不安を感じたまま終わってしまった講習では、その後のダイビングの楽しみに大きな差が出てしまいます。

講習料金の安さで選ぶのではなく、内容がしっかりとした、自分に合った講習を選ぶこと。それが長くダイビングを楽しんでいくコツといえるでしょう。



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