山岳地方と乾期はバンコクと異なる気候のチェンマイ

雨季, グリーンシーズン

花や葉の色が美しいこのシーズンは別名「グリーンシーズン」とも呼ばれている(c)yoko sakmoto

タイの北部に位置するチェンマイはタイの中でも比較的涼しいと思われがちですが、バンコクやプーケットと同じく熱帯性気候。同じように湿気も高く気温も高いのが特徴です。しかし、山岳民族たちが多く暮らす山岳地方など、平地よりも標高の高い場所は比較的気温も低く、涼しく感じます。また、乾季になると朝夜の気温はバンコクと比べても低く、肌寒く感じることもあります。

今回はチェンマイの気候と時期にあった服装や持っておくと便利なアイテムのご紹介です。

年間平均気温と季節

チェンマイでは1日の最高気温は28~35度、最低気温は14~24度ぐらい。季節は3つに分かれていて、乾季は11~3月、暑季は3~5月、雨季は5~11月となっています。

寒暖の差が激しい乾季(11~3月)。厚手の上着を1枚持参

チェンマイ, 寒い

この時期、夜トゥクトゥクに乗ると風がひんやりとしていて寒いくらい(c)yoko sakamoto

雨も降らず、気温、湿度も高くなりすぎず、旅行には最適のシーズンが乾季。12月から1月中旬あたりは寒暖の差が激しく朝夜になると、少し厚手の上着が必要なほど肌寒くなります。タイ人はセーターを着ている人もいますが、日本人でしたら厚手のパーカーくらいがちょうどよいでしょう。

この時期の山岳地方は10度以下というのも珍しくなく、かなり冷えるのでセーター持参をおすすめします。

とにかく暑い!暑季(4~5月) 熱中症対策は万全に

チェンマイの寺院

この時期の寺院観光など、外にいる時間が長い場合は熱中症に気を付けて。寺院にも日蔭は少ない(c)yoko sakamoto

3月下旬からどんどん気温が上がり、4月に入るととにかく暑く、日差しも肌を刺すような強さになります。バンコクであれば、BTSなどのエアコンの効いた公共の乗り物もありますし、暑くなったらすぐにエアコンの効いたデパートに避難できます。しかし、チェンマイの場合移動はエアコンのないトゥクトゥクかソンテウ。そして寺院巡りなど外にいることも多いはず。水分をこまめに摂る、冷却ジェルなどクールアイテムを日本から持ってくるなど熱中症や脱水症状対策は万全にしておいてください。

これはタイ全土共通していることですが、ホテルやレストランなどはエアコンが効きすぎている場合が多いので、薄手のカーディガンや羽織れるシャツは1枚鞄の中に入れておいてください。

代表的な南国フルーツが旬を迎える雨季(5~11月)

チェンマイの気候

バンコクの大都会とは異なり自然も多いので、日蔭や室内は比較的過ごしやすい(c)yoko sakamoto

バンコクなど他の地域同様、1日に1~2回スコールが降るのが雨季です。日本の梅雨のように1日中降り続くようなことはなく、そのほとんどは通り雨のように数十分から1時間程度集中的に降るタイプの雨です。

いざという時のために傘を持っておくとよいとは思いますが、スコールが日本でいうところの「ゲリラ豪雨」並またはそれ以上の激しい雨が降ることも多く、その時には傘は何の役にも立ちません……。その場合は、外に出るのはあきらめて雨宿りをするか、室内で雨が止むのをのんびりと待つことをおすすめします。ほとんどの場合、午後から夕方の時間帯に降ることが多いので(100%の確率ではありませんが)、寺院巡りなどは午前中に予定しておくとよいでしょう。

雨のあとは気温も下がり過ごしやすくなりますし、街中の埃も雨で流され自然の多いチェンマイでは緑の美しさがどの時期よりも映えます。そしてなんと言っても雨季の楽しみはフルーツ。ライチをはじめ、ドリアン、マンゴスチン、ラムヤイなど南国を代表するフルーツのほとんどがこの時期が旬となります。

外に出かけている最中に雨に濡れてしまうことも予想されるので替えのTシャツを1枚持参しておくと便利です。
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