部屋の主役!素材にこだわればリフォームの完成度が上がる
床や壁がキャンバスなら、窓まわりの装飾はその上に描かれた景色。部屋の主役としての存在感があります。だからこそ、窓装飾はデザインだけでなく、素材にもこだわって。布だけでなく、木や和紙の窓装飾もあります。天然木の一枚板を使ったウッドブラインド。明るい色で高級感を出すには本物を選ぶことが大切(タチカワブラインド)
木製ブラインドや和紙のスクリーンは自然素材です。その柔らかい風合いと温もりは、部屋全体を優しく包んでくれます。それに何といっても本物ならではの高級感が素敵!品質の高いものを選べば、部屋全体がグレードアップします。
和紙のプリーツスクリーン。シースルー生地と不透明生地の割合をコントロールできる(タチカワブラインド)
高品質なアイテムは、インテリア全体のクオリティを高めてくれますので、こだわりのアイテムを1つプラスするだけでも、リフォームの満足度は一気に上がります。下記にポルタ・ロマーナの美しいキリンのランプや、ウィリアム・モリスの張地など上質なインテリアアイテムをご紹介していますので、その美しさをご覧になってみて下さい。
■リフォームの満足度をアゲるインテリアアイテムたち
カーテンの縫製や吊り方にひと工夫すれば個性的な空間に
カーテンを交換するなら、吊り方や縫製にもこだわりましょう。従来のイメージから脱却した個性的なインテリアを作ることができます。例えば、カーテンに穴をあけてポールタイプのレールを通すハトメスタイルと呼ばれる吊り方にすると、フラット感が際立つので洗練されたイメージになります。ハトメスタイルのカーテンは、開いた時に美しく折りたたむのも魅力(川島織物セルコン)
縫製も楽しみましょう。裏を付けたり縁取りをしたり、宝石のようなきらきらした飾りを付けることもできます。カーテンを開いた時、折りたたんだ時、それぞれに美しい表情が出るように考えていきましょう。
バイアステープで縁取りしたレースのカーテン。スッキリ際立つインテリアのアクセントに(サンゲツ)
左:フェイクファーをあしらったトリムをフチに縫い込んで縫製したカーテン。右:ラメが織り込まれたライン状の飾り布を取り付けて縫製したカーテン(TOSO)
いかがでしたか?フローリングや壁紙のリフォームをしたら、カーテンやブラインドなど窓まわりにも目を向けましょう。リフォームをぐんとおしゃれにセンスアップする、ひと味違う窓まわりの装飾を楽しんで下さいね。
インテリア材をカタログや色見本からイメージ通りに上手に選ぶ方法、カーテンを選ぶのは夜がいい?など、サンプルからイメージ通りに上手に選ぶ方法は下記でご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
■カタログやサンプルから上手に選ぶ技
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