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ツヴィリング 関の包丁工場見学レポート(2ページ目)

ツヴィリングJ.A.ヘンケルスジャパンは日本支社設立40周年を迎えました。ドイツ・ゾーリンゲンを発祥とする同社の関工場は国内有数の包丁生産の一貫工場です。ステンレスの洋包丁が一貫して創られる様子は、職人技を遺憾なく発揮する素晴らしい工場です。

執筆者:黒田 秀雄


双子マークの包丁の生まれ故郷
ツヴィリング 関工場見学レポート

いよいよ,ここからが包丁づくりの現場のご案内です。キャプションで表記した以外の画像はすべて筆者がZwillingの許可を得て撮影したものです。
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工程の第1段階、プレス抜きされた包丁の原型を1000度C以上に熱した窯へ。


 
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工程の第2段階、プレス抜きされた包丁の原型が真っ赤な釜からゆっくり流れ出てくる。


 
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包丁が焼き入れ窯に入る瞬間。 Photo by Zwilling J.A.Henckels Japan


 
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工程の第2段階、プレス抜きされた包丁の原型が真っ赤な窯からゆっくり流れ出てくる。


 
■外注工場でプレス加工された包丁の原型は、まず1000度C以上に熱せられたの窯で加熱処理される

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マイナス70度C以下の窒素ガスで一気に冷却。


 
■加熱に続いて、マイナス70度C以下の窒素ガスで急速冷凍

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ダマスカス模様の製品は,個別に再び窯に入れて加熱する。


 
■ダマスカス模様の製品は、個別に再び窯に入れ、ダマスカス模様を生成する。
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焼成された包丁を金槌で真っすぐに修正。


 
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焼成された包丁を金槌で真っすぐに修正。確かな職人技。


 
■オーブンから取り出され一本一本、ソリやネジレを目で確かめながら金槌でたたいて修正する。職人技が生かされる瞬間。
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柄の部分を溶接。この作業も職人技。


 
■ハンドルの中子部分を溶接する。この工程も溶接によるひずみを出さない高度な技術が求められる。

■次ページからいよいよ研削、研磨の工程に移ります。

©July.2013 Copyright HIDEWO KURODA KITCHEN SYSTEM LABO.INC.
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