総合証券とネット証券の手数料を比較

取引を自分で行いたいならネット証券が向く。手数料もネット証券のほうが抑えめ

取引を自分で行いたいならネット証券が向く。手数料もネット証券のほうが抑えめ

証券会社には担当者を介して取引を行う従来の総合証券と、全ての取引をパソコンや携帯電話で行うネット証券があります。どちらも一長一短がありますが、取引を自分で行いたい人、頻繁に行いたい人は、手数料の安いほうがいいと思うのではないでしょうか。

そこで、証券会社で日本株を取引する際の手数料を、いくつかの証券会社を例に比較してみたいと思います。

■総合証券の日本株の手数料例
総合証券の日本株の手数料例(単位:円)

総合証券の日本株の手数料例(単位:円)


■ネット証券の日本株の手数料例
ネット証券の日本株の手数料例(単位:円)

ネット証券の日本株の手数料例(単位:円)


総合証券の例として、大和証券のコンサルティングコースを挙げました。他の大手総合証券でも似通った手数料となっています。

大和証券の取引方法はいくつかありますが、その中でも特徴的なのがコンサルティングコースです。このコースにはお店型とインターネット型があります。両者の手数料はこの2つの間でも随分と違いますが、ネット証券と比べると、いずれもだいぶ割高といってよいでしょう。

総合証券は、ネット証券に比べて手数料が高いものの、適時相談ができるという点では優れています。総合・ネット証券それぞれの手数料とサービス内容を総合的に考えて、自分にとって使い勝手がよいところを選ぶとよいでしょう。

ネット証券でもコースによっては投資相談が可能

では、株式投資を始める際、誰かに気軽に投資相談をしたければ、手数料は高くても総合証券を選べばよいのでしょうか。実は、一概にそういうわけではありません。

例えば、国内最大手のネット証券であるSBI証券では、手数料は通常のネット取引と比べて高くはなりますが、対面コースやダイレクトコース、IFAコースが用意されています。

対面コースは総合証券会社のサービスとあまり変わらないため、手数料も高いのですが、ダイレクトコースでは投資家のための相談窓口があり、ネット画面からだけではなく、電話での投資相談や注文が可能となり、手数料も対面コースと比べればリーズナブルです。

また、IFAコースは、SBI証券に登録をしている金融商品仲介業者が相談に乗ってくれるサービスで、対面コースと比べても手数料は抑えめです。金融商品仲介業者には、独立系のファイナンシャル・プランナーなどが登録しているケースが多く、専門的なアドバイスが受けられます。

■SBI証券の日本株の手数料例

SBI証券の日本株の手数料例 (単位:円)

SBI証券の日本株の手数料例(単位:円)


では、手数料の安いネット取引をしている人が、投資相談ができないのかといえば、そんなこともありません。株式の売買注文はログインしたネット画面上から行うことになりますが、コールセンターなどに相談をすると、丁寧に対応をしてくれますので、投資判断の材料にはなると思います。

よって、初めての株式投資だとネット証券では不安、とは思う必要はありません。必要なときに電話で相談できるわけですから、証券会社から勧誘を受けたくないという人にもよいと思います。

投資初心者は、取引に慣れるまでできるだけ手数料も低いにこしたことはないでしょう。ただし前述通り、証券会社を選ぶ基準は手数料だけではありません。あくまでも証券会社を選ぶ材料の一つとして、比較検討してみましょう。

※日本株の手数料はいずれも現物取引の場合です

【関連記事】
証券会社の口座の開き方と選び方のポイント
ネット証券取引をする初心者向け4つの注意
手数料最安はどこ?ネット証券7社を徹底比較
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。