ネット証券に口座開設を行ってから、今度はネット証券を使いこなしていかなければなりません。インターネット証券は、取引、重要事項の確認など、すべてを自分の口座管理画面上で行わなくてはなりません。

ネット証券の取引は常にパスワードが必要

ネット証券を使いこなそう

ネット証券を使いこなそう

ネット証券では、パソコンや携帯電話からユーザーIDとパスワードを使うことで、自身の口座管理画面にログインすることができます。パスワードはログインのときだけではなく、取引の際も必要になります。よってIDやパスワードは他人に知られないようにしましょう。

できればパスワードは定期的に変更するほうが好ましく、最近のネット証券は定期的に変更を勧める通知がログイン後に表示されたりしますが、その場合、変更をしたくない場合はしないでも口座を通常通り使いこなすことはできるので心配はありません。

また、万が一ログインパスワードを忘れてしまった場合は、再発行は可能です。手続きは原則として口座管理者本人がコールセンターに電話をして、手続きを行います。発行は郵送で行われますので、それまでの期間はその口座を利用しての取引ができないことになります。よってパスワード管理はしっかりと行いたいものです。

ネット証券のログイン画面は取引情報の宝庫

少し前までは、無料の株式情報で見る株価は、20分遅れというのが通常でした。しかし、例えば無料で誰でも見られるポータルサイトYahoo!ファイナンスなどで株式情報を見ると、今では東証の株式の値動きがリアルタイムで見ることができるようになり、便利になっています。

しかし、まだ一部の株価に過ぎず、多くの取引所の情報を見るには、やはりインターネット証券にログインするのが一番です。口座開設さえすれば、全ての株式の値動きがリアルタイムで見ることができるうえ、株式関連のニュースもほぼリアルタイムで見ることができます。無料のポータルサイトで見られる株式ニュースの多くは、リアルタイムではありませんので、いち早く情報を手に入れることができる点はネット証券のサイトを使いこなすことが株式取引で重要だといえるでしょう。

ネット証券の取引ではまず「板」を見てみよう

株式取引の板の例

株式取引の板の例

そしてネット取引で一番見ごたえがあるのが「板」と呼ばれる取引ボードを見れることです。これはどのような画面かというと、取引をしている人(投資家)がどの程度売買したいのかを一目瞭然で見ることができるもので、ネット上で株式を取引する上で見ない人はいないといっていいと思います。

板は更新が自動的に行われるものと、手動で見るものとありますが、リアルタイムで電光掲示板のように秒速で自動更新されるものもあります。有料で提供している場合や条件がそろえば無料になるなど、証券会社によって違うので、各証券会社に申し込む前に確認しておくとよいでしょう。

ネット証券は自己責任度合いが大きい

ネット取引を行う上で最も意識しなくてならないのは自己責任において取引を行うということです。

担当者に注文を発注するわけではなく、ネットを使って取引を行うので、取引注文のボタンを押して、パスワードを入れて取引発注を行った後に、「知らなかった、損をしたから今の注文はなかったことにしたい」……ということは一切通用しません。

「証券会社の口座の開き方と選び方のポイント」
にも触れましたが、誤った注文を「誤発注(ごはっちゅう)」といいますが、プロのディーラー(株などの取引を行う専門家)でもまれに発注を間違えるので、注意が必要です。これらの注意点がわかったら、今度はその企業の情報を見ながら分析する力をつけていくとよいでしょう。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。