Firefoxの使い方/Firefoxの基本操作

Firefox 再起動後のページの復元

パソコンの再起動後、瞬時に開いていたページを復元してくれる機能を利用することで、ページを開きなおす手間を省き、再起動時のストレスから解放される方法を解説します。

定森 大輔

執筆者:定森 大輔

Firefoxの使い方ガイド

インターネットをしている最中に、アップデートなどでパソコン又はブラウザの再起動が必要になり、再起動後に開いていたページを開きなおさないといけなくなりイライラさせられたことはありませんか? 1つや2つのページであれば履歴から選んで開きなおすこともできますが、それ以上の数のページになると再起動前の状態に戻るまでに時間がかかってしまいます。そこで、Firefoxにはパソコンの再起動後でも瞬時に開いていたページを復元してくれる機能が搭載されています。この記事では、Firefoxのページ復元機能を利用することで、再起動時のストレスから解放される方法を解説します。

Firefoxを終了する直前の状態に戻すには、2つの方法があります。Firefoxスタートページを利用する方法と起動オプションの変更による方法です。それぞれの方法を順番に見ていきましょう。

*スタートページを利用する場合も、起動オプションを変更する場合でも、プライバシー設定が「履歴を一切記憶させない」又「記憶させる履歴を詳細設定する」から常にプライベートブラウジングを選択していると、このページ復元機能は利用できないので注意してください。

Firefoxスタートページを利用する

ホームページを初期設定から変えていなければ、Firefoxを起動すると表示されるページがFirefoxスタートページです。変更している場合は次のセクションの「起動オプションを変更する」をご参照ください。


Firefoxを起動して、スタートページの右下に表示される「以前のセッションを復元」をクリックしてください。

firefox start page

Firefoxスタートページ


そうすると、Firefoxを終了する直前に開いていたページがすべて復元され、閲覧していたタブが表示されます。

restore pages

ページの復元


Firefoxを終了する直前の状態を復元する機能なので、すべてのタブを1つずつ閉じてFirefoxを終了した場合は最後に閉じたタブのみが復元されることに注意してください。

before restart

Firefox終了直前の状態


起動オプションを変更する

ブラウザ左上のオレンジ色のFirefoxメニューボタンから「オプション」をクリックします。オプション設定ウィンドウが開くので、左上の一般パネルのFirefoxを起動するときから「前回終了時のウィンドウとタブを表示する」を選択します。選択したら「OK」をクリックして設定終了です。

general option

起動オプション


この設定をすると、Firefox起動時にホームページが表示される代わりに、終了する直前に開いていたページすべてが自動的にタブ表示されるようになります。これで、パソコンが再起動するたびに履歴又はブックマークから閲覧していたページを開きなおす必要がなくなるので便利です。
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