プレスリリースを効果的に行うことで、一般の広告よりもはるかに安いコストで、商品やサービスを多くの人に知ってもらうことが可能となります。
「広告」「販促」「広報」の違いとは?
そもそも、「広告」「販促」「広報」の違いとは何でしょうか。広告や販促のプロでも、わかりやすく説明できる人が少ないのが実情です。
しかしながら、自分の目的をハッキリとさせないままに予算を使って活動しても、良い結果が出る可能性は高くありません。
プレスリリースとは何かを理解するためにも、まずは「広告」「販促」「広報」それぞれがどういうものなのかを知っておきましょう。
1.広告……商品の存在や特長などを「広く告げる」
テレビや新聞、雑誌などのマス広告や、駅看板や車内吊りなどの交通広告、リスティングやバナーなどのネット広告などを通して、1人でも多くの人に商品の存在や特長などを知ってもらうことが最大の目的となります。
もちろん、最終的には商品を販売することが目的なのですが、広告ではその第一歩として興味を持ってもらうことや、名前を覚えてもらうことを重視した表現を行うことが多くなっています。
自社が広告主であり発信者でもあるので、表現内容などは一定のルールにさえ則っていれば、自由に決めることが可能です。
2.販促……商品への興味や購入意欲を高め「販売を促す」
Webサイト、チラシやカタログなどの印刷物、テレアポなどを通して、商品への興味や購入意欲を高め、購入に繋げることが最大の目的となります。広告と同様に、各種媒体を使うこともあります。
広告と異なり、直接的に商品の購入を促すような表現を行うことがほとんどです。
また、広告と同様に自社が全費用を負担して情報を発信するため、表現内容などは一定のルールにさえ則っていれば、自由に決めることが可能です
3.広報……商品の存在や特長などを間接的に「広く報せる」
テレビや新聞、雑誌、大手ニュースサイトなどに記事や番組として紹介してもらうことで、広告以上に多くの人に商品の存在や特長などを知ってもらうことが最大の目的となります。
広告や販促と違って、記事や番組を作成するのはあくまで媒体側なので、表現内容などについて自由に決めることはできません。その代わり、広告や販促のような費用はかからないため、非常に安価に情報を発信することが可能です。
媒体に掲載されることで「広告は見ないが、記事や番組には興味がある」といった人たちに情報を届けることが可能となるほか、Webサイトやカタログなどに「●●新聞で紹介されました!」などと掲載することで、ターゲットの購入意欲を高めることもできます。