「書いて考える」時のコツ(算数)
最後に教科ごとに「書いて考える」時のコツについてお話します。算数を「書いて考える」時のコツは、「そろえる」「分ける」「広げる」です。「そろえる」とは、
- 筆算をする時に数の位をそろえる。
- 線分図を書く時、書き出しの位置をそろえる、等しい量は長さをそろえる。
- 文章題の登場人物ごとに分けて図を描く。
- いびつな形の平面図形の面積を長方形や三角形に分けて、面積を出す(図1参照)。
- いびつな形の平面図形の面積を自分が面積を出せる形に広げて考える(図2参照)。
「書いて考える」時のポイント(国語)
読解問題を解く際のポイントは前述しましたので、ここでは作文をする時のポイントをお伝えします。作文の場合(日記なども含む)「書いて考える」とは、いわゆる「メモ書き」に当たります。「メモ書き」のポイントは、書く文章の長さやテーマによって多少異なりますが、基本的には、「5W1H(2H)」を基準に考えていけば、必要な情報を漏れなく書くことができます。
- WHO(誰)→「誰が(誰と、誰に対して)したのか」など
- WHERE(どこ)→「どこでしたのか、どこで起きたのか」など
- WHEN(いつ)→「いつのことなのか」など
- WHY(なぜ)→「なぜそれをしたのか、なぜそうなったのか」など
- WHAT(何)→「何をしたのか、何があったのか」など
- HOW(どのように)→どのようにしたのか、どれくらいしたのか(HOW MUCH)