都心でも海の見える物件が急増している
不動産投資を行う上で大切なことの一つに、その不動産の価値を正しく理解することがあります。

言葉で言うのは簡単ですが・・・これが意外と難しいわけです。
今回から数回に分けて、実験的に、具体的な資産価値について、再認識したいと思います。

投資用不動産として購入する場合、経済的なものさし(費用対効果)を考えなければなりません。
また、土地と建物の状況により、一概にこれ・・・と言いきることができないモノですが・・・あえて挑んでみたいと思います。


都心でも海の見える物件が急増している

第1回目は、都心で最近、急増している 海の見える物件について見ていきましょう。
海が見える・・・といってもどこでもよいというわけではありません。

例えば、今回は大胆にも・・・あの東京ディズニーリゾートの近隣の位置し、絶大な人気を誇っている「浦安」を例に挙げて進めていきたいと思います。

浦安といっても、海の見えるスポットでマンション供給がなされている地域は・・・JR京葉線「新浦安」駅周辺になります。

東京メトロ東西線の「浦安」駅周辺も昔ながらのいい“町”並みを保ち、人気のエリアなのですが、今回はこちらを特集します。


漁村から、一大リゾートを擁するベッドタウンへ

浦安市は、昭和30年代まで、塩、海苔(のり)の生産、ハマグリやアサリの養殖場の大生産地でした。 工業化の進展ともない東京湾にあった漁村のほとんどが工場や倉庫で埋め尽くされた中、都心から10kmしか離れていない浦安は水質公害などを受けた経験から、独自の路線を取りました。

ご存じのように昭和30年に決定した誘致計画に基づき、1800億円を投じ、昭和58年4月に東京ディズニーランドが完成。現在では日本の誇る一大リゾートとして発展しつつ、都心へのベッドタウンとして、より洗練された“街”へ進化を遂げています。

以下が、実際に新浦安地域にお住まいの方38世帯の方にアンケートをした内容です。
(アンケートの数も限られているので、実際の状況と異なる内容もあるかもしれませんが・・・)

そ~と教えて 3つの自慢

○お金に代え難い ゆとり を感じることができる
 海風が心地よく、気持ちいい。
 目の前に広がる海と、朝焼け、夕焼け・・・
 この景色はお金では買えない。
 毎日が花火大会。

○洗練された街・・・新たらしい街並み。
 毎日、毎日が新鮮。
 ディズニーランドの隣で・・・憧れていた街。
 都心に近く、住みやすい。

○身内、友人に自慢ができる
 とにかく、イメージがよい
 資産価値が高い

イメージの良さ、希少性から来る精神的なゆとりが感じられました。


ここだから言える 3つのトホホ

○予想以上に、海風が強い。
 日によって潮風が強くて、洗濯物が干せない・・・?

○メンテナンス費用(管理費など)が高くつきそう?
 ちゃんと管理しないと、建物の耐用年数が相対的に短くなる? 

○総じて埋め立て地が多い。
 天災(地震)の時の対応が心配。

海が近いこと、阪神淡路大震災の影響か? 埋め立て地であることによるマイナス点を指摘する意見が圧倒的でした。


総括してみよう!

国土交通省が3月22日に発表した2004年1月1日現在の公示地価では、4つの地点が3.3~2.8ポイントの高い上昇率を示し、東京都渋谷区、港区と並び、全国の地価上昇率ベスト10にランクインしました。
やはり、人気を裏付ける結果になっています。

トホホで示された点についても、自慢で示された点と表裏一体です。

埋立地だからこそ、洗練された街並みが完成したわけですし、事実、現時点では限られた開発しかできない状況になっているので、希少性がさらに高まり、高嶺の花になりつつある地域です。

また、浦安駅周辺の昔ながらの町並みと、新浦安の新しい洗練された街並みが共存していることがこのエリアのいいところなのかもしれません。

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