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遮熱対策2:グリーンカーテン+高遮蔽ブラインド

夏の暑さをできるだけ室内に取り込まぬよう、今からできる様々な遮熱方法をご紹介していきます。今回は天然ではなくフェイクのグリーンカーテンを窓の外に設置する方法と、熱を遮る力の高い穴なしブラインドをご紹介します。

早乙女 明子

執筆者:早乙女 明子

カーテン・ブラインドガイド

暑いといわれている今年の夏、その本番がやってくる前に、しっかり遮熱対策を施したいもの。遮熱対策は機能カーテン+遮熱シート+外付けロールスクリーンの記事に加え、さらに別の2つの方法をご紹介します。

  1. 再利用可能な外付けエクステリア・カーテンを用いる
  2. 熱を通しやすい穴をなくしたブラインドを取り入れる

1.再利用可能な外付けエクステリア・カーテン

ヘチマやゴーヤなどでつくる『グリーンカーテン』が人気ですが、植物を育てるのは苦手という方におすすめしたいのが、フェイクグリーンでできたこちらの商品。本物の葉っぱではなく、ビニル製のフェイクです。

レールを外部のサッシ枠に両面テープで止める、という簡単な構造のものですけれど、その機能はなかなかなもの。
グリーンカーテン

グリーンカーテン 画像提供*山越

カーテンのように左右に開閉できるため、自然のグリーンカーテンと違って出入口に設置しても簡単に行き来ができます。

ガイド自身、『JAPANTEX2011』というインテリア業界を代表する企業が集う国際産業見本市で、初めてこの商品を目にしました。

遮熱試験データー

遮熱試験データー *画像提供 山越

使い捨てではなく、夏が終わったら片付けて仕舞えるようにつくられているところも、保存場所さえキープ出来るのであれば、エコな商品だと感じます。

商品も年々進化しており、今年は防虫レースと2重構造になって、虫対策も施されています。こちらの商品は、自宅利用のほか、カフェやスポーツクラブなどにも用いられているようです。

上のグラフのとおり、ガーデンカーテンを利用した場合と何もしなかった場合とで比較すると、5分経過で室内温度が4.4度、1時間経過で10.7度もの差が出ています。

グリーンカーテン2

グリーンカーテンは、散水することでさらに冷却効果を高めます。

左の写真のように散水することで、葉に水滴がたまり、水冷効果も期待できます。天然ではないので、暑い時にだけ水を撒けばよく、天然ではないので、枯れる心配はありません。

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では遮蔽性の高い新型ブラインドをご紹介します。
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