- 再利用可能な外付けエクステリア・カーテンを用いる
- 熱を通しやすい穴をなくしたブラインドを取り入れる
1.再利用可能な外付けエクステリア・カーテン
ヘチマやゴーヤなどでつくる『グリーンカーテン』が人気ですが、植物を育てるのは苦手という方におすすめしたいのが、フェイクグリーンでできたこちらの商品。本物の葉っぱではなく、ビニル製のフェイクです。レールを外部のサッシ枠に両面テープで止める、という簡単な構造のものですけれど、その機能はなかなかなもの。
カーテンのように左右に開閉できるため、自然のグリーンカーテンと違って出入口に設置しても簡単に行き来ができます。
ガイド自身、『JAPANTEX2011』というインテリア業界を代表する企業が集う国際産業見本市で、初めてこの商品を目にしました。
使い捨てではなく、夏が終わったら片付けて仕舞えるようにつくられているところも、保存場所さえキープ出来るのであれば、エコな商品だと感じます。
商品も年々進化しており、今年は防虫レースと2重構造になって、虫対策も施されています。こちらの商品は、自宅利用のほか、カフェやスポーツクラブなどにも用いられているようです。
上のグラフのとおり、ガーデンカーテンを利用した場合と何もしなかった場合とで比較すると、5分経過で室内温度が4.4度、1時間経過で10.7度もの差が出ています。
左の写真のように散水することで、葉に水滴がたまり、水冷効果も期待できます。天然ではないので、暑い時にだけ水を撒けばよく、天然ではないので、枯れる心配はありません。
次のページでは遮蔽性の高い新型ブラインドをご紹介します。