結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

海外に学ぶ 結婚式をより楽しくするためのヒント(2ページ目)

海外のウェディングの習慣には、特別な1日をより楽しいものにするためのヒントがいっぱい。ゲストも巻き込んで大いに楽しんでしまおう!という海外のカップルの感覚を取り入れたいおふたりのために、最近日本でも注目されつつある海外のウェディングの習慣をご紹介します。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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続いて、最近日本でも注目されつつある海外の習慣。トレンドに敏感なカップルが取り入れはじめています。新郎新婦、そしてゲストの方たちがより楽しい気分になれるはずですよ。

ブライズメイドとアッシャー

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ブライズメイドとアッシャーは新郎新婦の心の支えでもある大切な役割

新郎新婦の付添人であるブライズメイドとアッシャーは、映画などのウェディングシーンで見たことのある方も多いはず。日本でもブライズメイドやアッシャーを付けるケースが増えています。お揃いのドレスを身につけて、ブーケを持った女性たち、タキシードでビシッと決めた男性たちを従えていることで、主役のふたりはさらに注目されるというわけです。

ブライズメイドやアッシャーの本来の役割は、アテンダーやウェディング全般の幹事的なものなのですが、日本では手作りウェディングでもない限りそういった裏方の必要性はありません。友人代表として、ウェディングの様々なシーンに華を添えてもらう役割として参加してもらいましょう。海外では兄弟姉妹がメンバーに入ることも多いので、日本の習慣では控えめに参加するきょうだい達ですが、そんなきょうだい達をクローズアップする意味で取り入れてもいいかもしれません。

First Meet(ファースト・ミート)

ドレス姿は当日まで新郎に内緒、というのが欧米の習慣。母親やブライスメイドたちがドレスの準備に立ち会うのが一般的なので、準備中に新郎の意見を聞く必要もなく、このサプライズが成立するわけですね。

ガイドが今までにプロデュースさせていただいたお客さまでも何組かファーストミートを実践したカップルがいます。初めて花嫁姿を見た新郎のとろけるような表情と、そんな新郎を見た新婦の嬉しそうな表情が、幸せ気分に拍車をかけてくれます。新郎新婦が並んだときの衣裳のバランスが心配、というあなた。プランナーがそれぞれの衣裳選びの際にそれとなくアドバイスに盛り込むのでノープロブレムです。

Save the Date(セーブ・ザ・デート)

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この日を空けておいて!という連絡もせっかくだから特別なカードで。(画像提供:ウイングド・ウィール)

ウェディングの日程が決まったら、招待状を出すのは先でも、とりあえず日程を空けておいて!とご招待したい方に連絡しますよね?それをカードでお知らせするのがSave the Date(セーブ・ザ・デート)です。

特に遠方からきていただく場合には、ウェディング前後の日程も空けていただく必要がありますから、手元に残る書面でお知らせする方が丁寧。そして何より、カードを見てワクワクできる、そこがポイントです。

カードには単純に「Save the Date 2013.××.××」と書けばOK。ハガキでも済む程度の内容ですから、お友達には1枚もののカードで送ってもいいでしょう。ただ、目上の方に対しては日本のマナーも踏襲すべき。カードを封筒にいれて便箋でカードの意味とお願いを一筆添えるなど、きちんとしたマナーを意識したアレンジが必要だと思います。

海外の習慣をそのまま取り入れるのもよいのですが、日本の習慣と上手くMixさせて、ご招待するゲスト皆さまに楽しんでもらえるように工夫するのが成功の秘訣です。Please enjoy your wedding!

【画像提供】
ブライダリウムミュー http://www.mue-web.jp/
ウイングド・ウィール http://www.winged-wheel.co.jp/
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