PS4のライバルはPS3

PS4の図

高価だけど高性能なハードとして登場したPS3とは真逆、コンテンツを中心に紹介し、買いやすい価格を提示しました

ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下SCE)もMSと同様に、ハードのビジョンについては2013年2月に行われたPlayStation Meeting 2013で発表を行なっていまして、E3ではソフトコンテンツ中心のプレゼンテーションとなりました。

ファーストパーソン・シューティングシリーズ最新作の「Killzone Shadow Fall」や新規アクションアドベンチャーゲームの「Knack」など、こちらも豊富なタイトルを紹介。

Xbox Oneとの大きな違いは価格で、北米価格が399ドル。日本では約4万円程度の販売が想定される価格で、Xbox Oneと1万円程度の差がつくと考えられます。ちなみにXbox OneはKinectを同梱しましたが、PS4はPlayStation Cameraを別売りとしました。今回のPS4はハードの構成も、売り方も、インパクトは少ないかもしれませんがより堅実な選択をしている印象です。

ちなみに、北米、欧州では2013年末に発売されるとしていますが、日本での発売日は後日発表ということになっています。SCEは日本の企業ですから、Xbox Oneのような懸念はあまり聞こえてきませんが、いずれにしろ国内発売日の発表が待ち遠しいことにはかわりがありませんね。

Xbox OneとPS4は多くのタイトルがマルチで両方から発売され、激しく競合することが予想されます。XboxブランドとPlayStationブランドを比較した時に、日本では圧倒的にPlyStationブランドの方が強固な基盤を築いていること、価格においてPS4が1万円のアドバンテージがあること、そしてXbox Oneの切り札であるKinectが日本では人気の無いことを考えると、Xbox Oneに対してはかなり優位な状況にあると考えられます。

ただし、PS4が普及台数を伸ばす時に大きなライバルとして立ちはだかるのは、おそらくXbox Oneでも、Wii Uでもありません。ある意味で最大のライバルはPS3ではないでしょうか。SCE自ら、しばらくはPS3とPS4を併売すると発言していますし、発売されるゲームソフトもPS3とPS4のマルチが多くなることが想定されています。PSVitaにおいても、販売が見込めるシリーズタイトルがPSPとのマルチを取りたがる傾向にありますが、PS4とPS3もマルチタイトルが増えれば、その分PS4の購入動機は弱くなり、普及速度は鈍くなります。

日本のPS4においては、他社との競争というより、現状でPS3を楽しんでいるユーザーを、どうやってスムーズにPS4に呼び込んでいくのか、ここらへんが初期においてはポイントになっていくのではないかと思います。PS4になって性能が上がった、それが何を意味するのかというのをコンテンツで明快に示す必要があります。

最後は、Wii Uです。