tokainoalice

「都会のアリス」より(左:浜崎、右:松永)

アーバンギャルドは、このAll Aboutテクノポップでのインタヴュー記事に登場回数でもダントツのバンド。インディーズ時代から知っている人たちが、どんどん前に出て行くのは、素直に嬉しく、アーバンのようなバンドが売れる世の中はそんな捨てたもんじゃない。という訳で、先ずは、6月15日と22日(しょこたんとよこたんで歌うので、見逃さないように!)にオンエアの「ミュージックフェア」の話から6月19日発売のベスト・アルバムの話などを、松永天馬さんと浜崎容子さん(よこたん)に訊いてみました。

 

ラララ……ミュージックフェア

ガイド:
先ずはみなさん、「ミュージックフェア」初出演、おめでとうございます! 是非、出演の感想を聞かせてください。

浜崎:
ありがとうございます。これもひとえに皆様の応援あってこその出演となりました。おかげさまで反響も大きく、トーク収録時はなぜ自分が存在しているのか今一度考えさせられるような気持ちになりましたが、とても素晴らしい回に出演できたことを嬉しく思っております。

「都会のアリス」ではプロデューサーの佐久間正英氏がベースを弾き、そしてアーバンギャルドがアレンジする「残酷な天使のテーゼ」で中川翔子さんとデュエットさせていただき、盆と正月とクリスマスと誕生日がいっぺんに来たようなデコラティブな演奏ができたと思います。しょこたん×よこたんだお!

松永:
「あの指揮者のおじさんは何のためにいるの?」という多数のご質問を頂きました。ありがとう!いい薬です!(提供は太田胃散じゃなくてシオノギ製薬ですが!)。

ベストアルバムの持つ意味

ガイド:
どこからカウントしていいのか解りませんが、アルバム『少女は二度死ぬ』(2008年4月)から約5年、遂にベストアルバムのリリースですね。アーバンギャルドであるからして、敢えて訊きますが、ベストアルバムはいろんな意味合いがありますよね。一つの節目としてとか、レコード会社の都合とか……『恋と革命とアーバンギャルド』の場合はどうなんでしょう?

koitokakumeitourbangarde

恋と革命とアーバンギャルド

01. 初恋地獄篇(新曲)
02. 都会のアリス(新曲)
03. 女の子戦争
04. セーラー服を脱がないで
05. ベビーブーム(初収録)
06. 水玉病
07. コンクリートガール
08. 修正主義者
09. 傷だらけのマリア
10. あした地震がおこったら
11. スカート革命
12. ときめきに死す
13. 生まれてみたい
14. 病めるアイドル
15.さよならサブカルチャー
16.ももいろクロニクル(前衛都市学園合唱団mix)

恋と革命とアーバンギャルド
(Amazon.co.jp)

 

浜崎:
先生のおっしゃる通り、ファーストアルバム「少女は二度死ぬ」が発表されてからカウントすると約5年の集大成になります。私自身2007年からアーバンギャルドで活動して、もう6年も経ったのかという気持ちでいっぱいですが、年に一枚のフルアルバムその他を欠かさずリリースし続けていけた事、今でも変わらずにそのモチベーションがあるのですが、ここで一旦これまでの作品を振り返ってこれからのアーバンギャルドを予感させるものを出したいと思いました。勿論全ての決め事を自分たちだけの思惑ではやれない環境でもありますが、今回入っている新曲2曲のように、今までの流れを汲んでいるけれども新しいものをいきなりフルアルバムで発表するのも躊躇があったのでとても良いタイミングだったなあと思います。

松永:
これまで毎年アルバムを一枚出してきて、一区切りという意味合いが強いです。インディーズ期の少女三部作から『メンタルヘルズ』『ガイガーカウンターカルチャー』とリリースしてきて、更にシングルやDVD、ソロアルバムなども並行して出すなど一気に駆け抜けてきた感があるので、ここで一旦活動を総括しようと。あと、なんだかTVやフェス出演も増えてきてこのタイミングでアーバンギャルドを知った方が増えてきているので、入門編としての要素もあります。「病んだかな? と思ったら……」ドラッグストアならぬレコードショップで買える、鼓膜から服用する向精神薬。ありがとう、いい薬です!