梅シロップの簡単レシピ
「旬の食べ物はその時の人間の身体にちょうどよくできているね。」そんな話をしながら子どもと一緒に梅仕事を楽しみましょう。時間をかけて出来上がっていくシロップの様子を眺めるのも、かけがえのない初夏の思い出になることでしょう。保存容器は梅1kgで4号瓶(3リットル)程度をご用意ください。
梅シロップの材料(約700ml)
梅シロップの作り方・手順
梅シロップの作り方
1:材料と保存瓶を用意
2:梅を洗い、水気を取る
3:フォークや竹串で穴をあけ保存
4:涼しい場所で保存
5:1週間から10日待ち冷蔵庫に保存
6:梅シロップの出来上がり
ガイドのワンポイントアドバイス
梅酒や梅サワーのように、アルコールやお酢など保存の役割をするものを入れないので、砂糖を多めにして作った方が失敗がありません。砂糖の種類は何でもいいですが、早く溶ける氷砂糖が一番適しています。きび砂糖や黒糖など他の砂糖を使いたい時は氷砂糖とブレンドして使うと良いでしょう。この場合、砂糖が溶け残ることがありますので、梅を取り出した後、加熱して煮溶かしてください。梅を冷凍させると水が早く上がってくるので良いと言われますが、竹串で穴をあけるだけでも1週間程で出来上がります。シロップを取った後の梅はそのまま食べるか、少し水を足し加熱してジャム状にしましょう。青梅には毒があると言われていますが、毒といわれる成分「アミグダリン」は未熟果の種にごく微量に含まれるもので、果肉を食べてもあまり影響がありません。たとえ間違って種をかじってしまっても、その程度ではほぼ問題ないので心配ありません。保存容器は瓶が適していますが、最近販売されている梅酒用のプラスティック容器も軽量で便利です。プラスティック容器を選ぶ場合は、必ず「梅酒用」を利用しましょう。