清純派オードリーが自由奔放な女性を演じる
■作品名ティファニーで朝食を
■監督
ブレイク・エドワーズ
■主演
オードリー・ヘップバーン
■DVD/Blu-ray発売元
パラマウント ジャパン
これは小説家トルーマン・カポーティと言う作家の書いた中編小説の映画化です。
娯楽映画として見たので、原作を読んでいません。
なので違いは解りませんが、どうやら小説に忠実に映画化した感じではないようです。
作家は、この役にマリリン・モンローを起用したかった様ですが、モンローは、イメージが誇張されるのを嫌って断わったそうです。
そして、あの清純派イメージのオードリー・ヘップバーンが、娼婦役を演じることになりました。
しかし、やはり我らがオードリー、
品が有りすぎてお金持ちの火遊びに見えてしまうのは私だけ?でしょうか。
唯一、この映画からはジョニー・マーサー作詞、ヘンリー・マンシーニ作曲の『ムーン・リバー』と言う歴史に残る挿入歌が生まれ、この曲が世に出ただけでも素晴らしいと思います。
ジバンシーの衣装を着て演じるオードリーは何処までも美しく、
それだけでファンを魅了します。
特に冒頭、黒いドレスを着て、朝早くからティファニーの前で
袋に入ったドーナツを食べるシーンは印象的で、
数多の映画の中でも一番目に焼き付いた始まりです。
オードリーファン必見の一本です。