ドキドキしつつも安心して観られるミステリー映画
■監督テレンス・ヤング
■主演
ショーン・コネリー
こちらは「007」シリーズの第四作です。
もちろん、ジェームズ・ボンドといえばこの方、ショーン・コネリーさん主演です。
監督は「007危機一髪」のテレンス・ヤング。
やっぱりシリーズものは回数をこなすうちによくなってきますねぇ。
原作を実は読んだことはないのですが、こちらのボンドはよりボンド「らしい」気がします。
こちらもサスペンス/ミステリーの映画としてあげつつも、お勧めする理由はボンド=ショーン・コネリーさんのかっこよさを体感して頂くことですから、ストーリーはあまり重視していないのですが……
やはり簡単にご説明しましょうか。
核を積んだNATO軍の戦闘機が行方不明になり、事件を操っていた国際的陰謀団スペクターは、
米英首脳に対して、1億ポンドの身の代金を支払うことを要求する。期限はわずか一週間。
核の所在探索を命じられたボンドは、ある手掛かりからバハマへと飛ぶが……。
舞台は南国バハマですから、タキシード以外のショーン・コネリーさんを存分に拝見できます。
やはり素敵です。鍛えられた胸板がセクシー。
それはそうと、最近のミステリーやサスペンス映画と言えば、どんでん返しに続くどんでん返しで、
何度か見なければストーリーすらわからないものが多い気がします。でもなぞ解きは、最後に答えがわかるからこそ観るものでは?
その意味ではこのサンダーボール作戦だけではなくボンド・シリーズはどれも、はらはらどきどきしつつも、最後はきっちり落ちをつけてくれる、安心して観られるミステリー映画です。