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アドバンス・レジデンス投資法人

投資法人名にレジデンスとの文字があるように、住居系銘柄の一つです。

佐藤 益弘

執筆者:佐藤 益弘

不動産にまつわるお金ガイド

コード:8978
上場日:2005年11月22日
決算月:6月、12月
設立母体:伊藤忠商事、伊藤忠都市開発など

~こんなファンドです~

画像の代替テキスト
住居系銘柄の一つです
投資法人名にレジデンスとの文字があるように、住居系銘柄の一つです。住居に特化はしていますが、投資対象にサービスアパートメント(社会人及び学生向けの寮、高齢者向け住宅等で、フロントサービスや食事提供等の生活支援サービスが付与された賃貸住宅)などを加え独自性を図っています。

住居系銘柄はいくつかありますが、このファンドは、日本を代表する総合商社の一つである伊藤忠商事と、そのグループ会社である伊藤忠都市開発等が中心となるスポンサー力が大きな特徴といえます。

スポンサー力を活用し、伊藤忠グループの展開する「アルティス」シリーズ等が投資対象の多くを占めています。また、スポンサーには日本土地建物、ノエルなどの不動産開発企業も名を連ねており、伊藤忠グループ以外のスポンサーから物件取得をしています。

この物件取得の手法について、
アドバンス・レジデンス投資法人の執行役員 佐藤研三氏は不動産投信情報ポータルのインタビューにおいて、「スポンサーによる開発物件を、昨今激化する取得競争に晒されること無く適正な価格で取得することで、ポートフォリオの利回りを維持しながら、着実な成長が期待されます。」とコメントしています。http://yahoo.japan-reit.com/page/s8978-01-01.html

~運用物件は?~

2007月1月末時点で保有している数は33物件となっており、住居系ファンドの中では一番少ない保有数となります。

また、地域別で見た場合、33物件中23物件が東京23区内。そして、3物件が首都圏、7物件がその他の政令指定都市及びこれに準ずる都市の物件で構成されています。
投資範囲は全国であるとするものの、やはり東京都を中心としたシングルタイプ(30平方メートル未満)、及びコンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)を中に投資対象とすることには、同社のポートフォリオ戦略からも読み取れます。

~値動きは?~

・2005年11月:上場時発行価格44.6万円からスタート。
・2005年11月~2006年6月:その後42万円~48万円の範囲で推移する。
・2006年7月~8月:その後、下落傾向となり、39.9万円まで下降。
・2006年8~2007年2月:徐々に上昇し続け、2007年2月には一時、66万円の値がつきました。

上場時には公募価格を下回っており、その後も下落する場面も見られました。これは、構造計算偽装事件の余波や物上場後の物件取得のための強気の借入等が影響したものと思われます。しかし、その後は上昇し、現在は59万円から60万円くらいの範囲で安定しています。文頭でも触れましたが、「伊藤忠商事」といったブランド力が安定の一要因なのでしょう。

~配当利回りは?~

・第1期(平成17年9月12日~平成18年6月30日)確定分配金:14,284円
・第2期(平成17年7月1日~平成18年12月31日)確定分配金:14,335円

第1期の確定分配金は、運用期間が長いため参考外です。ただ、第3期が始まったばかりですので、今後に期待といったところでしょうか。配当利回りで見た場合、他のファンドと比較すると平均的な数値であるといえます。投資対象が住居系であるため、商業系に比較して安定感がありますので、分配金自体も安定して推移するものと思われます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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