29カ国から350台・700名が集うハイライトイベント
ランボルギーニ社の設立50年を祝うハイライト・イベントが、「グランデ・ジロ・ランボルギーニ・50°アニヴェルサリオ」。ミラノをスタートし、高級リゾートのフォルテ・ディ・マルミからティレニア海を南下、ピサの斜塔をかすめて首都ローマへ。そこから折り返してエミリアロマーニャの州都ボローニャへ。最後に生まれ故郷にしてランボの聖地、サンタガータ・ボロニェーゼに至るという、5日間(移動は実質3日間)、しめて1200kmの“猛牛ドライブ”。イタリアをランボオーナーが愛車で駆け巡る、壮大なグランドツアーである。
オーナーが愛車で“イタリア巡り”を楽しみつつ、ゴールが“里帰り”、という企画がウケたのだろう、なんと世界29カ国350台700名の参加者が集った。
しかも、最新モデルはもちろん、ミウラやクンタッチなど歴史的な名車がほぼすべて出そろったのだから、マニアにはたまらない。日本からは、なんと11人もの熱心なオーナーが、愛車を空輸でイタリアに持ち込んだ! これは、すばらしいことだ!
参加台数が最も多かったのは、もちろん、ランボ史上最多生産台数=1.3万台超を誇るガヤルドで、およそ1/3となる123台だった。
連なれば全長4km、総排気量で19万cc!! という猛牛軍団がイタリアを走り回った。