不明確な未来の中、築21年の中古マンションを購入+リフォームの決断
この実例は築21年の中古マンションです。リフォーム前は、築20年前後のマンションでよく見られる間取りで、床面積は54.3平方メートル。部屋が細かく間仕切られていて床の段差も多く、LDKと和室は全体的に暗いイメージです。リフォーム前。築20年前後の中古マンションでよく見られる間取り。
リフォーム前。キッチンからリビングを見る。吊り戸棚が少しうっとうしい。
リフォーム前。LDKの隣に和室。床には段差もある。
今回のリフォームをするにあたり考えたのが将来のこと。奥様の転勤、ご主人の転勤、お母様との同居など様々な可能性が考えられる不確定な未来の中、誰が住んでも快適で、家族の人数が増減しても暮らしやすく、そして誰も住まないなら賃貸化できるよう、駅近&眺望良好な中古マンションを購入、何にでも使える魔法の間取りにリフォームしました。
LDK+和室部分が鍵!何にでも使える魔法の間取りを目指したリフォーム実例
今回のリフォームでは、徹底的に収納にこだわったとのこと。スッキリ気持ちよく暮らせるよう、ちょっとずぼらとおっしゃるご主人でも片付けがラクになるように、そして家族が増えても収納が足りなくなることが無いよう、各所にたっぷりと収納を取り付けました。リフォーム後。明るくなったキッチン。壁の厚みを活用した埋め込み収納を取り付けるなど、各所に収納の工夫が見られる。(埋め込み収納・マガジンラック・対面カウンター/セフィット)
そして今回のリフォームの鍵となるのが、LDK+和室のプランです。この空間を様々な暮らし方に柔軟に対応できるよう、LDKと和室の間仕切り壁を撤去、まずはいったん大きな空間ににリフォームしました。
リフォーム途中。半透明のパネルが入ったパーテーションを使ってリフォーム。ワンルームにしたり2部屋にしたり、半分だけ繋げたりなど空間の繋がりを自在にコントロールできる。
そしてそこに改めて半透明のパーテーションを取り付けリフォーム。これなら光を通すので、閉めてもお互いの部屋は明るいまま、また暮らし方によってパーテーションを開け放して広々とさせたり、閉めてLDK+洋室の2部屋にしたり、半分だけ繋げたりなど空間の繋がりを自在にコントロールできます。
次のページも中古マンション購入+リフォーム実例、魔法の間取り!ウォークインクローゼットに、2つの個室に、ひろびろワンルームにと変化する、可動間仕切り収納家具を使ったリフォーム後の様子です。