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コンテナハウスは経営の切り札となるか?(2ページ目)

賃貸マンション・アパート経営で重要なことは、いかに初期コストを低く抑え、優良な建築物を用意できるか?と言う点につきます。

佐藤 益弘

執筆者:佐藤 益弘

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「コンテナハウス」とは、港湾や貨物列車で使用される縦2.4m横12mの鉄製のコンテナを組み合わせ、断熱材を入れ、壁・床・天井を張り、水回りや光熱関係を揃え、居住用に改装したものをいいます。

通常の建築手法で賃貸物件を建築しようとすれば、木造にしろ、鉄筋構造にしろ、数千万円単位の費用がかかりますが、コンテナハウスは安価なコンテナユニットを組み合わせることで、多くの場合、数百万円単位にまでコストを抑制することができるようです。

また、コンテナは四方を鉄筋で固められた長方体であるため、地震でもビクともせず、燃えず、水も入ってこない頑丈で巨大な空間を実現することが可能です。しかも、わざわざ部屋の真ん中に柱を確保する必要がないのです。こうした構造から、コンテナハウスはたくさんの人が集まってもゆったりと過ごせる広々とした空間を実現できます。

ただ、良い点ばかりとも言えません。コンテナハウスは間口2.4m×奥行12mの中に設備・内装を設置してそのまま船で運んでくるということでローコスト化を図るというコンセプトですが、12mのコンテナを現場まで搬入・設置するとなるとそれなりの長さのトレーラーが進入・横付けできる道路幅が必要ですし、かなり大型のクレーンを持ってきてそれを振り回さないといけませんから設置場所にだいぶ制限が出てしまいます。

また、間口が2.4mで固定されていますから、どうしても部屋が細長くなってしまい、レイアウトのバリエーションが少なくなってしまうところも賃貸物件を考える場合なかなか難しいという点があげられます。

あるいはローコストを主眼に置いているため、入居者に選ばれるような魅力を打ち出せるかと言う点ではなかなか強みを発揮しにくいという点も事実です。

他にも、鉄という材質のため、熱を伝導しやすいとか、錆びやすいといった特徴も挙げられます。

「コンテナハウス」の特徴についてはご理解頂けたでしょうか?
次回は最近のコンテナハウス事情についてご紹介したいと思います。
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