若い女性に見られる「菌活」
きのこは、菌そのものを食べられる食品。
近年、乳酸菌を含むヨーグルトやチーズ、麹を使った甘酒や塩麹、納豆などの発酵食品は、健康に役立つという機能性があることで注目されています。また、きのこも、「菌」そのものが食べられ、また低カロリーで食物繊維が豊富です。
同レポートでは、きのこ・ヨーグルト・納豆などの「“菌”が含まれる食品」を食べる頻度は、全体の82%が「1日1食以上」と回答し、多くの女性たちが、日常的に食事に“菌”を取り入れている様子がうかがえました。
きのこの旨味を活用しよう
きのこペーストは、バゲットにのせてそのまま食べても美味。
少しまとめて手に入った時等に、干しきのこにしたり、以前にも話題になった「えのき氷」をヒントにした舞茸のすりながし汁をご紹介しました。今回は、きのこペーストをご紹介します。
きのこペーストを作っておくと、パンにぬってクロスティーニにしたり、オムレツの具にしたり、またトマトソースやサラダ、また魚や肉料理などに入れるとコクが加わります。まとめて作っておけば、冷蔵庫で1週間程度、また小分けして冷凍もできます。
■きのこペースト
材料
- マッシュルームや椎茸……300g
- にんにく……少々
- オリーブオイル……大さじ2
- タカノツメ……1本
- 白ワイン……大さじ1
- アンチョビペースト……小さじ1
- 塩、コショウ……少々
- 椎茸は石づきをおとし、マッシュルームとともに細かく切りします(後でフードプロセッサーにかけるので、あまり小さくしなくても大丈夫です)。
- フライパンに、にんにくの薄切りとタカノツメ、オリーブオイルを入れて、弱火でじっくり加熱し、香りをだします。
- 2.に1.を入れて炒め、しんなり全体が炒まったら、アンチョビペーストと白ワインを加えて炒め、塩、コショウで味を整えます。
- さめた3.をフードプロセッサーにかけます。少しツブツブ感が残る程度で、できあがりです。
きのこは、椎茸やマッシュルーム以外でもOK。軸など捨てがちな部分も使えますから、ゴミも減りますね。
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参考/
・トレンド総研