建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

柱を活かす改修[ハシラグルーブ 深大寺の家](5ページ目)

50代の男性が一人で住むための、築42年の一戸建て中古住宅のリノベーションです。既存の柱を残しながら壁を取り払い、限られた予算をクリアして、建て主の趣味を満喫するための快適な住宅に変貌させませした。

執筆者:川畑 博哉

変形の寝室

 

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寝室
1. 斜めの壁で間仕切られた廊下と寝室。
2. 既存の柱が残された寝室。
3. 寝室の東側から西側を見る。
4. 斜めの壁が室内に変化を与える。
5. 改修前の廊下と和室。


斜めの壁の内側は寝室です。ここでもあえて部屋の真ん中に柱を残して、空間のアクセントとしています。寝室は1階オーディオエリアの上部に位置していて、寝室床のハッチからオーディオ棚に下りられるように少しの遊び心を取り入れています。
若い頃にはバンドをやっていたほどの音楽好きで、趣味の多いHさん。「LPレコードや音楽CDのコレクションを1ヵ所に集約して、どこにいても聞いていられる家にしたい」という夢は叶えられました。

◆建築データと建築家プロフィール


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