建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

柱を活かす改修[ハシラグルーブ 深大寺の家](4ページ目)

50代の男性が一人で住むための、築42年の一戸建て中古住宅のリノベーションです。既存の柱を残しながら壁を取り払い、限られた予算をクリアして、建て主の趣味を満喫するための快適な住宅に変貌させませした。

執筆者:川畑 博哉

2階の廊下はライブラリー


写真をクリックすると次の写真に進みます
廊下
1. 玄関の開口から階段を見る。
2. 2階から階段を見下ろす。
3. ラウンジから廊下を見る。床はコルクタイル張り。
4. 階段から本棚付きの廊下を見る。
5. ベランダに面したラウンジ。隣家に向いたガラス窓は磨りガラスにした。
6. 改修前のベランダに面した洋室。


階段で2階に上がると、斜めの壁が続いています。これにより廊下とも部屋ともいえるライブラリーゾーンを作り出しています。斜めの壁には書籍や絵本等を収納し、奥に続く4畳半をラウンジとして使用できるようにしています。ここからは5帖ほどの広さのベランダに出ることができます。
また、階段からラウンジまでの天井を有孔石膏ボードで繋げることで、2階の奥から階段や玄関へと、風と柔らかい光や音が届くのです。ラウンジはHさんの希望で予備の部屋としても使われます。

◆建築データと建築家プロフィール


  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます