建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

柱を活かす改修[ハシラグルーブ 深大寺の家](2ページ目)

50代の男性が一人で住むための、築42年の一戸建て中古住宅のリノベーションです。既存の柱を残しながら壁を取り払い、限られた予算をクリアして、建て主の趣味を満喫するための快適な住宅に変貌させませした。

執筆者:川畑 博哉

大きくフレキシブルなワンルーム空間


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LDK
1. 木毛セメント板の目隠しが付いたキッチンカウンター。
2. ダイニングからキッチンを見る。
3. ダイニングからオーディオルームを見る。
4. オーディオルームはカーテンで間仕切ることができる。
5. 改修前のシステムキッチンは現在の洗面所の位置にあった。


玄関から廊下を抜けると広いワンルームに出ます。キッチン・ダイニング・オーディオの3つのゾーンを持つ大きな空間です。
中央に置かれたキッチンカウンターには、木毛セメント板による「気配を感じる」間仕切りを設置。玄関から入ってきたときにはキッチンが視覚には入らず、人の気配や音が聞こえるようになっています。 南西のオーディオゾーンには、壁一面にLPやCDとオーディオ機器が収納・展示できるような棚を設置。キッチン・ダイニングと同じく「見せる収納棚」としており、音楽が1階メインエリア全体に届くようにしています。

◆建築データと建築家プロフィール


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