シンガポール/シンガポールの観光・カジノ

シンガポール植物園(ボタニックガーデン)(2ページ目)

シンガポールの中心地からもほど近い、都会のオアシス、シンガポール植物園。150年以上の歴史に彩られた、広大な敷地には、熱帯の植物が緑豊かな枝を伸ばしています。特に、1000種以上の原種と、2000種以上の交配種が見られる、世界最大級のラン園、「ナショナル・オーキッド・ガーデン」は必見。シンガポールの国花でもあるランは、園内にある研究所で、新品種が日々生み出され、ガーデンに加わっています。

仲山 今日子

執筆者:仲山 今日子

シンガポールガイド

3位 エボリューションガーデン

解説画像

生命誕生の頃の地球を再現

地球ができた46億年前から、現在に至るまでの森林の移り変わりを、なんとそのまま見せてしまうと言う、体験型の展示です。生命誕生前の、ごつごつした岩だらけの展示の中を歩くと、まるでタイムトリップしたかのような気分に。

やがて、水がたまり、生命が誕生、シダが生え、ソテツ科の植物が生い茂り、今のように熱帯雨林が生まれるまで……と、トレイルに沿って歩くだけで、その変化を感じ取る事が出来ます。

説明板は英語と中国語なのが少し残念ですが、小さな子どもにも分かり易く、社会科見学や遠足等にも良さそうな雰囲気です。親子で地球の起源について話し合いながら歩くのも楽しいかも。

 

番外 150年以上の歴史を感じて

解説画像

このような案内板があります

150年以上の歴史を誇る、ボタニックガーデン。歩いていると、所々で「ヘリテージツリー」と書かれた看板を目にすると思います。
これは、シンガポールの特別天然記念物の木で、樹齢だけでなく、その歴史も含めて国に審査され、認定された特別な木です。
現在シンガポール国内に、199本ありますが、そのうち30本以上が、このボタニックガーデン内にあります。

この他、さりげなく佇む東屋が、元々1860年代に建設された建物だったりと、ふとした所で、このボタニックガーデンの歴史を感じる事が出来ます。時間があれば、こう言った場所でのんびりとしたひとときを過ごしてみるのも、良いかもしれません。

 

スムーズに見て回る為に

園内の地図はビジターセンターでガイドマップをもらう事も出来ますが、MRTでアクセスする場合、ビジターセンターからかなり離れたエントランスから入る事になります。広い園内、寄り道している時間がない!という方は、あらかじめホームページでマップをプリントアウトして行くと良いでしょう。

また、所々にレストランや喫茶店、アイスクリームショップ等がありますが、帽子やサングラス等陽射しをさえぎるものや、水分補給用のペットボトルを忘れずに! 木陰で涼しい場所もありますが、エリアによっては照り返しも強く、かなり日焼けをしますので、紫外線対策も必須です。

シンガポールが世界に誇る植物園、ボタニックガーデン。ぜひ、足を伸ばしてみてくださいね!

<DATA>
■Singapore Botanic Gardens
開園時間:5:00~24:00(無休/入園無料)

■National Orchid Garden
開園時間 :8:30~19:00(無休/大人5シンガポールドル、12歳以下無料)
住所:1 Cluny Road, Singapore 259569
電話 : +65 6471 7138
Mail : NPARKS_SBG_Visitor_Services@NPARKS.GOV.SG
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